【読書 11-⑥】:『ソーシャルメディア文章術』-SNSの基本が分かる
SNSを使う時に参考になる本だと思う。SNSで、どうやってコミュニケーションを取ればいいのか?という問いに対する一つの答えが描かれているから。売り込みではなくて、共感が大事な世界がSNSなんだけど、フェイスブックでも有名な著者が書いているので、ある程度信頼が置ける本になっていると思う。ネットでガンガンアウトプットしているだけあって、実例が豊富。
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僕が思うに、著者が医者というのもポイントが高いと思う。SNSが普及してから、自分の経歴を活かして、ネット上でアウトプットする人が増えた。特に、医者が目に入ってしまう。トップクラスの学歴であるから、言うことに無言の信頼性がある。著者の経歴で医者というのが目に入れば、無意識に本の正当性を意識してしまうのが不思議な所。受験戦争を勝ち抜いた勝者でもあるので、言っていることに『なるほどなあ』と思ってしまう。
著者の経歴を抜きにしても、かなり面白い本だとは思う。SNSの本質でコミュニケーションについて語られているし、ネットでのブランディング法も記載されていて、色々と参考になる。ネットで何か書きたい!!SNSで注目されたい!!って人はかなり参考になると思う。ただ、ネットで注目されるのなら、『経歴』があれば一発なんだけどね。『芸能人』『医者』『社長』はネームバリューが強いから、良い意味でも悪い意味(炎上)でも注目されてしまう。SNSが完全に普及した現代では、SNS+『経歴』というのが重要なのかもしれない。