Naotoの日記

本・映画・時事に対して自分なりの感想を基本的に54字の倍数で書いてます。短い文章でシンプルな文章を心がけています。

④【読書】:『水族館ガール』の雑感

水族館は子供の頃に、よく親に連れて行ってもらっていたけど、実際に働くとなるとすごい苦労があるんだろうなあとは思っていた。生き物の世話、水槽の掃除、ショーの練習などの重労働が待っている。見ている分には面白いけど、働くと地獄というのは、ホテル業界と似ているなあとは思った。この作品を読んでいると、水族館で働く苦労が分かって、働く大変さが余計に分かってしまった。どの業界もしんどいけど、『好き』だけでは成り立たない苦労があるんだと思う。飼育員は研究者との中間的な立ち位置として描かれていて、知識と経験の狭間で苦しむことになる。恋愛要素もプラスされているけど、あくまで+α的な要素に留まっている。売るために、シリーズ化するために無理矢理付け足したという気もしないわけではないけど、男女の考え方の違いなどが分かってすごく面白いと思った。個人的には、イルカよりもペンギンが好きではあるんだけど、ここでも見ると飼育するのでは天と地ほどの差があると思っている。水族館はデートスポットや家族で楽しむ場ではあるのだけど、その裏では飛んでもない苦労があるというのは分かった。

水族館ガール (実業之日本社文庫)

水族館ガール (実業之日本社文庫)