人生のおつまみ

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手軽の遊べる面白さ-『スマホゲーム』

 スマホゲームが面白い。勉強しない子供が増えている、ガチャは規制するべきなど、スマホゲーム関連のニュースを目にした。確かに、スマホゲームはある程度の規制は必要だと思う。スマホゲーム黎明期はガチャにも規制がなくて、月に100万円単位で課金する人もいたらそうだけど、今はそんなに課金しなくても欲しいキャラが手に入るようになった。際限なくお金をつぎ込めてしまうという点に関しては、規制は必要だと思う。ただ、気分転換としてプレイするなら、身近にあるスマホを使えるので最適ではある。結局、使い所を間違わなければいいだけのことなのだが、面白いので長時間プレイしてしまう。面白さに延長線上にあるのは、『達成感』なんだろう。

 スマホゲームは終わりが無い。1,2週間に1度の頻度でイベントがあるし、新キャラ・新カードも続々出てくる。RPGみたいに魔王を倒してハッピーエンドとなることはなくて、際限なくゲームを続けることができる。「時間をかけるだけで強いキャラが出来てしまう」から、中々切ることができない。そこがメリットであってデメリット。ゲームに夢中になってしまう気持ちも分かる。気軽に出来る反面、止めるのが非常に難しい。僕も3年ぐらい一つのゲームをプレイしているけど、惰性な部分もある。だけど、新キャラの獲得とそれによる戦術の広がりを思いつくとまたプレイを続行してしまう。ほんと、ある意味で魔法だ。惰性で続けていても、ある時にダメージや獲得ポイントという『結果』が出てしまうがために、熱中してしまう。

 僕が高校生の頃には、もちろんスマホはなかった。だから、スマホゲームに熱中することはなかったけど、当時にあったとしたらヤバかったと思う。今でもPS4やNintendoスイッチがあるのに、さらにどこでも遊べるスマホゲームがあったら勉強なんて出来ない。親が子供の勉強の心配をするのは分かる。子供の自主性も大事だけど、良い大学に行くなら勉強は必須なので、両立するように計画立てて行動しないといけない。仕事と遊びみたいなことの模範演習と思えばいい。そうは言っても、ゲームにハマると勉強することが面倒くさくなるから、受験シーズンは思い切って止めてもいいと思う。そのぐらい極端にしないと、中々上手くいかないことが多い。スマホゲームと勉強はこれからの時代の対立の一つだと思うなあ。ゲームの集中力を勉強に活かせればいいのになと感じる。