人生のおつまみ

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【読書】『思考の整理法』の感想:学校のノート法もいいけど、頭は情報を勝手に整理する

 

□頭の中の考えるをまとめる


有名大学で売れていると評判の本です。確かに、タイトル通りに頭が整理しやすくなるポイントが書かれてあって、割と役に立ちます。研究だけでなくて、仕事や趣味にも応用しやすい。結局、関心のある事柄なら、どんな知識でも簡単に吸収できますし、本質はそこなんだと思います。興味がない分野はいくら勉強しても、一夜で頭から右から左ですし、『好きこそ物の上手なれ』という格言は正しいようです。

 

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

 

学校でのノート法

 

学校では、板書された文書、キーワードを一字一句記録することが評価に繋がりました。ノート提出するだけで評価が上がりましたから。綺麗にノートを取っている人ほど、成績が悪いみたいなことを本で読んだことがありますけど、全員が全員そうではなかったです。ただ、先生がまとめてくれた穴埋めプリントをじっくり見てテストに挑んだ時の方が点数が良かったので、知識の吸収という意味ではノートよりも反復して見ることが大事なような気がします。

 

同時読書の積ん読

 

論文とか書く時には、同時に何本もの論文や何冊もの専門書を読みます。小説などは、好きなジャンルを数日で何冊も読んだことがあります。ノート取るのが面倒くさいという時には効果があって、記憶していないようで頭の中で記憶しているので、案外印象に残ります。本の中では、つんどく法と呼ばれていましたが、仕事でも色んな書類や図面を見ているだけなのに、頭の中に入って行くというのはままあります。


記憶は不思議なもので、集中して仕事をして、さらに滅茶苦茶忙しいのにも関わらず、知識が一気に増えたりします。ノートにまとめたメモは書いた時点で頭に入っていることが多い。でも、ソフトの使い方やノウハウなどはメモを見ないと忘れてしまいます。記憶できる部分とできない部分は曖昧で、人によって異なります。中々に難しいですが、何事も集中して取り組むことが大切なのかなと思いました。

 

最後に:頭の中で勝手に整理は行われる


色んな情報を仕入れるたびに勝手に頭に入ることがよくあります。寝ている間に情報は整理されるのですが、いざ大事な情報や知識を頭の中に蓄えようとすると気合が入るもの。しかしながら、集中しながら読んだり、書いたりしている過程で知識は意外に整理される。自分ではコントロールできない部分だけど、ゲームのようにこなすことで記憶は定着するのかもしれません。そう考えると、コントロールできないからこそ、効率的に記憶できる可能性があります。