【アニメ】『アズールレーン』の感想：擬人化することでマニアックなものでも売れるか
□艦船の擬人化
スマホゲーの一つ、『アズールレーン』です。アニメ化されたので見てみました。艦船擬人化として話題で人気のゲームなのですが、アニメになるとアクションがすごく、個性的なキャラがたくさん出てくるのでかなり面白かったです。そりゃ人気になるわけだ！と思うぐらいキャラが可愛いですし、よく艦船と結びつけたなと感じました。日本でも人気のゲームで、まさかのアニメ化。
空母って人気なの？
空母というと、航空母艦の略称なんですが、艦載機、つまり戦闘機を載せた船です。アズールレーンに出てくるのは、戦前や戦後の艦船みたいですが、軍事ファンやマニアでもないと空母は知らないのでは？と思っていました。軍事物それ自体が非常にマニアックですし、難しい専門用語満載なので初心者には手を出し難い。ただ、擬人化をしたことで、ハードルが下がり、キャラの可愛さも相まって、ここまで人気が出たのかなと。
日本の空母
アニメだと、『赤城』や『加賀』が出てきました。『瑞鶴』や『翔鶴』も出て来て、戦中に稼働していた日本の空母です。Wikipediaに詳細が載っていますが、ゲームでも人気が高いようですね。『赤城』は代名詞的なキャラになっていますし、一時期、ネットで空母の名前が散見されたのは『アズールレーン』の影響が大きかったようです。まさか空母が人間になって、しかも艦載機を操作するなんて……。何でもありなんですね。
最後に：キャラのアクションに注目
軍事関係の艦船を、擬人化して人気にするのは純粋にすごいなと思いました。同じようにマニアックなものも擬人化することで人気がでるかもしれない。ラノベだと、売れる作品にするには、マンガの絵師がすごく上手い人でないといけないことが多いのですが、ゲームでもいかに人気が出るような可愛い、カッコいいキャラにすることが売れるための至上命題だと思います。一見すると、女性が艦船の力を借りて戦っているのですが、案外、売れる作品を作るための手法が提示されていたりして、マーケティングのヒントになりますね。
