日ハム斎藤佑樹があの成績を一軍でやっていけるわけとは?アマチュアキャリア頂点は甲子園?
斎藤佑樹がまた一軍に上がってくるようですね。斎藤を贔屓しすぎていて、ちょっとなあと思います。一軍で投げれるレベルではありますが、シーズン終盤で上がってこれる成績とは思えません。防御率4・42で、まあ5回過ぎたあたりまでは良い投球をするので、そこを評価しているのかな。
甲子園優勝+イケメン+話題になった選手のコンボ
一軍で投げれる理由はこれです。甲子園優勝投手だけならここまで贔屓はされませんが、イケメンでマー君との投げ合いで話題になった分、他の選手とはスタートラインが違います。
マー君こと田中がヤンキースの主力選手になっている現状を見ると、それに高校時代とはいえ勝った斎藤に対しては、過剰な期待が寄せられているのも事実。
ただの優勝ではなく、ハンカチ王子という別名まで与えられて、甲子園決勝再試合という途轍もない出来事を作った中心人物なので、ここまで贔屓されているんでしょう。
甲子園出場はキャリアの華
甲子園に出場してプロになるというのは、すごく名誉なことなようです。高卒でエースになった選手と大卒でエースになった選手では、明らかに対応が違います。楽天では言えば、田中と則本。田中は甲子園で話題になり、プロ野球に入っても田中=楽天というイメージで、世間の注目度も高かったです。
しかし、同じ楽天でも則本は違って、則本=楽天はそうなのですが、マスコミからしたら対応が違います。投げた試合でも、ニュースでの放送時間が違いましたし、田中は負けてもそれなりの時間があったのに、則本はさらに時間が短かった。
そう考えると、日本のエースのイメージとしては、「高卒右腕」というのが最高峰なのかと考えました。学歴は大卒の方が高いですが、プロ野球では、同じ活躍度でも高卒の方が扱いが良いです。特に甲子園で活躍していると。
甲子園に出場して、甲子園で活躍し、さらにプロでも一流選手になれる選手ことが最高の選手となるのが、プロ野球なんでしょう。
いくら大学で活躍した大卒でも、甲子園で活躍した高卒選手には同じ成績ならば、世間的なイメージとしては後者の方が良いです。
アマチュアのキャリアの頂点は甲子園出場であり、そこで大活躍し、世間に認められた斎藤は、贔屓されても仕方がないともいえます。まあ、斎藤はなぜか大学に行ってしまったので、高校の頃の方が圧倒的に成績面でも人気面でも高かった歪な大卒。大学に行かずに、そのままプロに入っていたら全然違う人生になっていたでしょう。
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まとめ
- 斎藤が一軍に呼ばれるのは甲子園優勝の実績と世間から見た人気の高さから
- 田中の存在と投げ勝った実績から期待されている
- プロ野球では、甲子園で活躍した高卒は扱いが良い
感想
まあ、成績を見たら一軍には呼びません。いくら5回までならそこそこのピッチングをするからといって、ローテ投手がその程度では困ります。投げるならQS(クオリティ・スタート - Wikipedia)をしてもらわないと。田中と並ぶにはそれが最低条件。
栗山監督は選手としての才能と話題性から一軍に呼んだみたいですが、日ハムファンも納得していないのでは?斎藤ファンは歓迎ですが、斎藤の失点で負けるのなら意味がないですし。
いくら期待しているといっても、かなりの投げされているので、普通の選手ならとっくに2軍に幽閉か、戦力外ですよ。おそらくグッズの売上や将来性を考えてのことでしょうが、結構露骨なのが困り者。
斎藤もやるなら死ぬ気で、田中クラスの投手に覚醒してほしいものです。正直、このままだと、ただの客寄せパンダで野球人生が終わりますよ?
栗山監督の期待に答えるなら、しっかりとした実績を上げれるように努力と練習、それに試行錯誤してほしい。才能はピカイチなのだから、後は試行錯誤と運次第。
せめて、良いコーチがいればまだなんとかなるのですが。