人生のおつまみ

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西武秋山が200本安打達成できたけど、イチローの方が凄かったよね?

西武秋山が200本安打達成!!!

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素晴らしい。例年の首位打者以上の高打率を維持してきただけに、200本は確実視されていました。本当におめでとうございます。

しかし、秋山の記録はすごいのですが、イチローの化け物具合に驚くことになります。

イチローは約10試合早く200安打

西武の秋山翔吾外野手(27)が13日のロッテ戦に「1番・中堅」で出場。5回の第3打席に左前打を放ち、史上6人目(7度目)のシーズン200安打を達成した。131試合目の到達はイチローオリックス)の122試合に次ぐ史上2位のスピード記録となった。

 イチローの記録の凄まじさに驚愕しました。秋山よりも約10試合も早い。どれだけヒットを打ったんだという話になります。秋山もすごいですが、記録的にはイチローの方がすごいということになりますね。

秋山が変わったきっかけ

秋山が変わったきっかけは、後輩の森のバッティングフォームを参考にしたことです。テレビのニュースで特集していましたが、先輩にも関わらず、後輩からアドバイスをもらうなんてすごいと思います。

大抵は、プライドが邪魔をして、きっかけにならないのですが、打っている森からアドバイスを貰うことで打ち方が変わったとか。2012年から年々打率が下がっていました。出場試合数は増えてはいるんですが、3割の壁は破れない。

その意味で、森のアドバイスは秋山が変わるきっかけになったんですね。人生何がきっかけで変わるかわかりませんね。

人生何が起こるかわからない

秋山は、打率は2014年までは3割に到達したこともなく、優良選手の一人でした。それが今年は爆発して一気に変わりました。森のアドバイスがきっかけなんですが、人生何が起こるかわからない。

野球選手ってそうですよね。何かのきっかけで大きく変わる。楽天の銀次も捕手のままなら、レギュラーは難しかった。それが内野手に転向したきっかけで、レギュラー、そしてシーズン3割も達成できるようになりました。

人生は選択の連続と言いますが、秋山や銀次のように、これまでの人生が変わるほどの出来事って人生では中々ないこと。そもそも、そのような経験をできる人でさえ、数少ないです。

でも、その選択はすべてリスクのあること。それを自分で納得し、バネにして、大成する。野球選手だけなくて、一般人でも同じことだと思います。選択の連続ですが、人生を変えるには、大きなリスクを取る必要があります。秋山の200本はそういうことを再認識させてくれたなあと感じました。

イチローは日本人に200本は一度だけ

イチローの方がすごいと言いましたが、安打数は実は1994年の210本が日本時代での最高記録。その後に200本打ったことは、メジャーにいくまでないです。

イチロー - Wikipedia

秋山も十分すごくて、これを続けるならイチローの記録を抜く事も可能です。2年連続200本安打とか。何かの記事で読んだのですが、イチローが日本時代に安打数が減っていったのは、デッドボール(死球)が多くなったからとか。しかも、チームとしても抗議することなく、報復はしないという方針だったので、余計に増えたという話に。

そう考えると、秋山にもデッドボールの脅威が考えられます。最悪、打者を故障させれば、相手チームの戦力を削れるので、合理的は合理的。

でも、卑怯です。やっぱり実力で戦ってほしいです。昔の荒くれ者だらけの野球なら許されたでしょうが、今は体罰も厳格に罰せられる時代。ファンをがっかりさせないように野球をしてほしいものです。

 

タイトルには、イチローの方がすごかったと書きましたが、秋山も素晴らしい。メジャーでも実績のレジェンドと、そのレジェンドになる可能性のある選手とを比べるのが間違いだったのかも。

秋山も開花しましたが、ソフバンの圧倒的な優勝の前に、何もできなかったという想いもあるはず。まあ、今年のソフバンは圧倒的すぎてよくわかりませんが、秋山はこれからの選手。ただ、来年が気になります。フォームを研究されますし、対策を講じるのは当たり前。今年以上に厳しいマークはつきます。

イチローもそういう壁を乗り越えてきたんで、秋山には見習ってほしい。200本安打の選手は記事によると、

過去の200安打達成者は阪神マートン(214本、10年)、オリックスイチロー(210本、94年)、ヤクルト・青木(209本・10年、202 本・05年)、ロッテ・西岡(206本、10年)、ヤクルト・ラミレス(204本・07年)。秋山は12試合を残しており、プロ野球記録の214本を更新 する可能性は高い。首位打者争いではソフトバンク・柳田と超ハイレベルな争いを継続中で、12日時点で柳田が・368、秋山が・362。こちらのデッド ヒートからも目が離せない。

 とのことなので、来年以降は活躍できる可能性が高いですが、油断は禁物。しっかりとこちらも対策をして、ヒットを量産してほしい。私は楽天ファンなので、銀次や枡田が秋山クラスまで行ってくれると嬉しいなあ。