人生のおつまみ

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最近は読書術ブームなの? 内容忘れてもいいじゃない

azanaerunawano5to4.hatenablog.com

 

最近は読書術ブームだそうで、ちょっとびっくり。皆さん苦労しているんですね。私も読書術とか聞くと調べたくなりますけど、手法というより自分流に勉強するのが大事だと思います。勉強というと強制力が強くなりますから、学習と言った方がいいかも。

忘れるということは大事。なんか「暗記」だけが一人歩きして、本の内容は丸暗記ぐらいの気合がないと読んではいけない雰囲気があります。だからみんな読書術を調べたりするのかなあと。ただ、読書術なんてものはなくて、別に好きなように読めばいいかなと。

そりゃ資格試験とか受験では暗記は重要です。点数にダイレクトに繋がりますから。それ以外、教養を深めたり、仕事に役立つ本を読む際には、体験と繋がりを持たせることが必要なので、無理して暗記する必要はないと思います。体験しながら、読書で得た知識を用いるという流れで良いです。

 

内容暗記なんて研究とか資格試験とか医者とかそういう特殊な場合じゃないと使わないです。日常生活する上で、本の中身を暗記しても意味ない。その知識を使う場面は限られてきますし。

どこかの本で言われていることですけど、本の中の2行ぐらいを日常で使えたら、買う価値は十分あるということです。内容丸暗記よりも、気になった数行を頭に入れておけば大丈夫。あ、これ使えるなあと思った所だけで十分に本の価値はありますからね。

受験で暗記してきたトラウマに日本人は苦しんでいると思います。暗記=成績アップでしたから、社会人になっても本の内容を暗記しようとする。暗記する必要はまったくなくて、「これ使えるから今度使ってみよう!」と気楽に構えることが大事。日本人は真面目なのが長所ですけど、たまには気楽にするのがストレス発散的な意味でも有用です。

 

 本の内容は深い内容のものは少ないです。学術書などの専門書は別ですけど、本の内容全部は必須知識というのはほとんど無い。だから気にせずどんどん読めばいいと思います。本は楽しく読むのが本質なので、気負う事はないです。

思うんですけど、結局何かコンプレックスがあるんじゃないのかなあと。私もあります。本をたくさん読まないと馬鹿にされるとか。気にするなと簡単には言えなくて、人によって環境は違いますからね。小・中・高での勉強での「本は憶えるもの」という刷り込みが現代人を苦しめているのかもしれません。

パーっと適当に読むのも一つの読書術ですよ。