人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

蛭子さんを見て思う自分に正直に自由な生き方 中々真似はできない

蛭子さんは面白い。路線バスの旅では、名産物を食べずにカレーとか食べて視聴者を困惑させていますよね。その自由な生き方が話題になっているそう。

 映画『任侠野郎』(6月4日公開/徳永清孝監督)で、まさかの主演、ヤクザの元若頭役を務めるマンガ家でタレントの蛭子能収。『ローカル路線バス乗り継 ぎの旅』(テレビ東京系)におけるユルすぎかつズボラすぎる言動もすっかり定着する一方で、ネットでは暴言などをまとめた“蛭子黒伝説”も大人気。

視聴者・制作者も“ダーク”な魅力を容認 蛭子能収が重宝されるワケ (オリコン) - Yahoo!ニュース

 蛭子さんはとにかく自由なのが売り。見ていて不快感もないわけではないですけど、日本人が本来隠している本性を見せていると思います。日本人は子供の頃から我慢の連続ですし、親や先生の言うことを聞いていれば良い子として認識されます。自分の思うように生きることは能力が高い人、親はお金持ちか権力者な子でないと中々難しい。蛭子さんみたいに俺はこう思う!!って生き方はかなりの確率で否定されるのが現状。自由とは言いますけど、子供の頃からある程度自分を封印している人の方が評価が高いという土壌が、逆に蛭子さんの人気を押し上げていると思います。今の世の中では蛭子さんのような空気を読まない人が人気になるという皮肉。それぐらい余裕がなかったり、ストレスが溜まってる人が増えているんだと思います。

蛭子も、一見優しそうな“いい人”キャラでありながら、平気で放送禁止用語をテレビで口走ったり、知人の葬式で笑いが止まらなくなったり、実の息子を自ら の漫画の中で丸焼きにしたりと、これらの出来事は今やネットなどでは常識。そうした蛭子の“ダークサイド”も最近は和らげられることもなく、テレビ界、制 作側にとってもある意味“公式キャラ”として認定された感すらある。そしてそこがまた蛭子の人気となっているのだ。

視聴者・制作者も“ダーク”な魅力を容認 蛭子能収が重宝されるワケ (オリコン) - Yahoo!ニュース

まさに見た目とのギャップですよね。人が良さそうでかなりの鬼畜発言しますし、やることは常識外れ。ある意味で、スターウォーズやビジネスと繋がりがあるのかも。日頃良い人ほど怖いというイメージと合いますし、腹で何を考えているのかがわからないだけに不安感はありますよ。あの笑顔なのに、発言にハラハラするドキドキ感。蛭子さんは決してイケメンではないとは思いますけど、やることはイケメン。自分を貫き通すそのスタイルには共感する人は多いのではないでしょうか。ある意味で、若い人の理想を追求していて、だからこそ若い人にも好かれていると思います。路線バスの旅を見ていても好感度は高いように見えますから。

今の時代には蛭子さんのような人が合っているのかなと感じます。自由な生き方。ただ、同じ生き方をできる人は限られるでしょうね。芸能人や漫画家でないと同じような生活はできないです。サラリーマンだったら出世できなくて、好きな仕事もできなくなる。ほとんどの人の場合それまでを否定するような生き方になるので非常に生きにくいと思います。蛭子さんだからこそできる生き方。理想だからこそ好感を持ったり、興味が湧いたりするんでしょうね。