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シャープの役員が複写機担当で復帰?複写機に力を入れる予定?

去る人、戻る人。人材流出に歯止めはかかるか

 経営再建中のシャープは、元代表取締役専務の中山藤一氏(62)が1日付で同社に復帰し、専務執行役員に就任した。複写機などを担当する。中山氏は 2014年6月に代表取締役専務に就き、白物家電など商品部門を統括していたが、経営悪化で15年6月に顧問に退き、同年11月に退社。電子部品メーカー に転職していた。

シャープ、1年前に退任した役員が複写機担当で異例の復帰 (ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース

 なんかシャープの役員が復帰したというニュースがありましたけど、転職した電子部品メーカーとの話し合いがあったのでしょうね。そうでないと、中山氏が復帰するわけがないですし。62歳と定年を迎えているので、電子部品メーカーとシャープの間を取り持つ役目なんでしょう。シャープも必死なようですけど、複写機に力を入れるなんて以外。複写機市場は縮小傾向なので、力を入れてもあまり意味はないように思うんですけどね。

国内コピー機・複合機市場縮小 → 地方の代理店さんは早く次のお仕事を探しましょうね | コピー機Gメンブログ

 

思うんですけど、この中山さんは幾らかの給料というか報酬を手にするためにシャープに戻ったのではないかと。これは40代や50代だとまだのし上がる野望があると思うんですけど、62歳では結構厳しい。人脈を持っていて、それを使うためにシャープが採用したって感じを受けました。シャープもドツボですけどもはや外資の子会社的な立ち位置になったので難しい立場。大企業ではなくなってしまって、メーカーとして人気は人気ですけど、有能な新人は入らないでしょう。有名大学の就職活動でも人気が低下しているみたいですし、海外に技術を喰われて衰退するしかない。ただ、役員によってはシャープに恩があって巻き返すという想いもあると思うんで、もしかしたら、シャープとは違った、後々有名企業になる会社を生み出すかもしれません。

シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か

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