人生のおつまみ

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政治家の本質ってなんだろう?

東京都知事になろうとする政治家・有名人が多いけど、はたして本当の意味で日本を変えたいと思っている人はいるのだろうか?絶対にいないというのは私の意見です。

理由の一つとしては、「日本が豊かになったから」 明治維新や戦後まもない頃には政治家・国民も明日が見えない世界でした。だから、みんなある意味で平等に苦しかったわけで政治家も企業も日本のために頑張った。けれど日本は裕福であって、政治家は自分のことしか考えていない。

舛添さんがもっともな例であり、あの人は自分の正当性が通ればそれで良い人。政治資金問題でも、謝罪よりも自分がいかに正当であるか、法律的に正しいかを議論していた。国民・都民は感情で怒っているのに、冷静に論理的に話すのはそりゃ意味ないですよ。元々、論理って感情でぶつからないように作られたのに、怒っている人に論理で離しても手遅れ。素直に謝るのが基本というか、日本ではそれで許される。

今回の都知事候補を見てもそれが見て取れる。鳥越さんは体調面で不安があり、重い病気を乗り越えては来たけど、もう76歳なので4年後には80歳。どう考えても、第一線でできる年齢ではない。これを言うと高齢者の方が怒るかもしれないけど、都知事ですよ?日本の首都のトップですよ。相当なストレスが襲うのは目に見えています。文春砲がどこから入るか分からない。要は、日本のこともあるけど、最後の人生として自分をアピールしようという考えではないでしょうか?

私だったら、候補者を立てて、バックで全面的に応援するという態度を取ります。年齢が年齢ですし、自分の都合ではまったく働けない環境で、さらに都民や都議会、東京都の公務員とも話す必要が出るわけで、普通に考えると相当なストレスで普通は頭が変になる。ある意味で、この職業が務まるのはちょっと変な人だと私は思います。

政治家の本質って、やっぱり自分本位じゃないでしょうかね?国家公務員として上手くいかないから都知事になって返り咲くとか、年を取ったから、人生最後の花火を上げようとか本当に国民・都民のことを考えているのかすごく疑問。

自分本位でも別にいいです。だけど、都民にメリットがないと……。舛添さんは道半ばで強制引退されましたけど、次の選挙は誰が通るにしても自分本位でもいいから、都民の生活を楽にする政治をしてくれればなあと思います。