人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

銀行に就職するならメンタルも大事だけど、どれだけ人間を捨てれるかというのが大事

銀行員に向いている人について書かれているエントリーで、リアルな体験が書かれています。僕の後輩も割と大きな銀行に就職しましたけど、人格は確実に変わりますと言われたのが衝撃的でした。人間を人間としてみないことが成功する秘訣だとか。確かにその通り。僕の親族も金融系の職種に就いていたので実体験を聞きましたけど、メンタルよりも人を人と扱わない人が上り詰めて行く職種だと言っていました。要は、人を傷つけても何とも思わない人が出世しやすいとか。銀行もそうですけど、金融系の職種って人間よりもお金が大事な世界で、だからこそ大量に新卒採用しますよね。3000人ぐらい採用して、1割残れば良い方だとか。大学で就職先を自慢していた友人があっという間に廃人になった話とか聞いたことありますし、本当に怖い所。お金は価値の交換券なんで、実体はあっても、所詮は金属の塊か紙の束。でも、それが権力を持つのが日本であり、貨幣経済の本質。人間的にどうなの?と言いたい人もいますけど、幹部クラスになると学歴による優位性とやさしさの欠片もない冷酷さを持ち合わせているからこそ、高い給料が貰えます。金融ってある意味で、人の不幸をお金に等価交換する性質があるんで、僕は怖い業界だと思います。ただ、そんな人も家族を大事にする人もいるわけで、そう思うと家族に対してだけは人間でいられる寂しさがあるのかもしれない。