人生のおつまみ

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シン・ゴジラを見て映画好きになる人はどんな人?

シン・ゴジラが話題になっていて、感想記事が多くアップされていますけど、映画好きになる人が増えるでしょうね。これだけ人気になれば、映画そのもののリピーターも増えますし、独身男性には良い趣味になるので、これを気に色んな映画を見る人が多くなるはず。

それにしても、シン・ゴジラを絶賛する人が多いですね。確かに子供向けではなくて、大人向けに作っているので、夢中になる気持ちは分かるんですけど、大騒ぎしすぎなような気もします。映画で教養とは言いますけど、本当なのかな?

僕としては、過去のVSシリーズが好きなので、人間VSゴジラはあまり好きではないです。一番最初の1954年版はゴジラ=戦争だったので暗い映画でした。僕はそのイメージが残るので、1984年版もシン・ゴジラもあまり好きではないです。

怪獣同士がぶつかりあって、そこに人間も加わる従来のゴジラ映画が子供も大人も楽しめます。最初に映画好きが増えると書きましたけど、増えてもすぐに収束して映画業績は元に戻るでしょうし。日本人が好きな流行商品が今はシン・ゴジラだけということです。

僕は、次のゴジラFINAL WARSみたいなバカ映画か、1993年のゴジラVSメカゴジラをまた観たい。特に1993年版のようなメカゴジラが。同じメカゴジラの機龍がいますけど、あちらは生物的すぎて好きじゃない。鈍重だけども武器の全弾発射感が最高なメカゴジラが欲しい。

個人的な趣味は置いておいても、今回のゴジラは何か歪なんですね。悪くはないけど、人間よりもゴジラが主役なんですから、もっとゴジラを戦わせてほしい。子供映画にして失敗した歴史がゴジラ映画にあるので、それがトラウマになっているのかもしれませんね。

僕としては、日本映画の強味って人情溢れる日常ドラマだと思っていますけど、海外とは違って鈍重なゴジラが良い意味で活躍するのが真のゴジラ映画だと思っています。