アマゾンの宅配多すぎな現代ー利便性を追求した結果がヤマトドライバーの過酷な現実
ネットショッピングの増加
ネットショッピングの増加で宅配便が増加しています。10年前よりも3割も増加していて、まさしくネットショッピング時代。しかし、暗黒面が出てきています。
宅配便が多くなるということは、宅配の会社の仕事が多くなり、ドライバーの仕事が増えることになる。許容量を超えているので、ドライバーには過酷すぎる業務。
消費者からしたら便利なんですけど、実際に運ぶ人達からしたら忙しくなるだけで、給料も大きく増えるわけではないですから。本当に過酷な業務。
業務インセンティブ
ヤマトでは、宅急便は1個20円ほどの業務インセンティブがあるそうです。しかし、1個20円は少ないように感じます。余分に50個運んで1000円、100個でも2000円ですから。
しかも、運ぶのにも体力を使いますから、本当に大変。ヤマトとしてもインセンティブを簡単に上げるわけにはいかないでしょう。経営を圧迫することになります。
終わらない「再配達」
これですよね、実際に難しいのは。再配達は便利なサービスなんですけど、宅配業者の負担が大きすぎて本当に過酷。ドライバーの時間だけを奪うシステムになってしまった。
これも当初はドライバーにとっても良いサービスだったと思います。宅配数が少ないので、再配達できる余裕がありましたから。しかし、今は夜遅くでも配達する。
システム的には、10年以上前なら通用したのが、今はドライバーにだけ過酷な業務を強いるサービスになっています。こうなるとロボットの登場を待つしかないのか……。