人生のおつまみ

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政府が月60〜80時間を目安に残業時間に上限を導入ー罰則があるそうだけど、残業時間より残業隠しが怖い

政府が残業時間に上限を設けるみたいですけど、残業時間よりも、残業隠しへの対策はどうなっているのかなと。忙しい飲食業界とか残業時間が最初から給料に入っているとか聞いたことがありますけど、80時間残業で実質10時間とかは辛い。

月60時間として、忙しい業界で残業代がフルで貰えればメリットがまだある。残業だけさせておいて、給料に反映されないのは確かにキツい。実際に残業代がフルで出せる企業って限られてきますし、大手が多くなるのは仕方がない。

現在は労働基準法の特別な条項を使えば事実上、青天井で従業員を残業させることが可能。

正直 、月100時間でも残業代がフルで出るなら若い頃からバリバリ仕事したい。給料もかなり増えるし、ストレスを溜めすぎない程度なら大丈夫。まあ、平均5時間残業ですけど、メーカーとか研究職とかで自分が楽しめている状態ならすごいことになりそう。

バブルの頃は凄かったらしいというのは親の世代から聞いたことがあります。残業時間も100時間とか普通で、しかも残業代がフルで出る上にバブルだから儲かって仕方なかったらしい。給料2倍になるとかあったらしいですし。時代が違いますよね。

実際に企業としては、バブルの頃の感覚で社員を雇っているのかも。バリバリ残業させて、苦しいからお金は出さないというわがまま的な思考の可能性もありますけど。時間をかけて働いても稼げたのはバブルの頃ぐらいだったと思います。

一番怖いのは、残業隠しです。残業を100時間しても、実質残業が20時間では割に合わないですし、ストレスで身体的にも精神的にも疲労しておかしくなると思います。働いてもお金がもらえない。ボーナスなどに反映されるのならいいですけど、何もリターンがないと悲しいことに。時代の流れなんですけど、残業時間は本当に問題になっています。