人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

読書する楽しみ 大人になってから読む本の数が減った

 大人になると読書量が減ると聞きました。社会人になり、読書する時間が少なくなって、結果的に本を読むことができなくなるという。世の中は読書読書と言うけれど、時間がないのはどうしようもない。できる限り読む時間は作るべきだとは思うけど。

私も大人になって、というか働き出してから読書する時間は減ったなあと感じてる。専門書は大学に通っている時ほど熱を込めて読んでいないし、小説も買うだけ買って積み本になってる。どうしたものかと思って、読んでは見てもそれ以上に買ってしまう。

大人になるとこういう現象が多いのではないでしょうか?買うけど読まない。読まないから積み本になっていく。仕方がないとは言え、これが現実。本の読み方は人それぞれだけど、積み本は悩み。

スマホニュースの読み方と本の読み方

世の中では、スマホが全盛で、小さな画面でニュースを見るのが当たり前になった。情報量は多いよりも少ないがデフォルトで、長文はニュースでは嫌われる傾向にある。私としては、長文が好きだけど、それは少数意見。

ネットの情報は圧倒的。それこそ人の処理能力を軽く超えている状態。だから、普通の読み方では文字を追えなくなっていて、速読に近く、さらに文章量も少ないニュースを読む。本の読み方とは真逆。知らず知らずの内にストレスが溜まっていくのがわかります。

子供のころから、本は最初からしっかり読めと言われるから、読書=精読に近い印象を持ってる。毎日の生活では速読で、読書の時には精読になってしまっている。要するに、速読と精読が混じって、しかも読書は精読するものと思っているから苦しい。

本を読む時には、精読しなきゃ!頑張って読まなきゃ!と思って、読む前から疲れてしまう。そんな時には、飛ばし飛ばしで読んでみるといいですよ。案外気持ちいいですし、別に楽しく読めたらそれでいい。読書なんて堅苦しく考えなくていい。

真剣に読むと疲れる

読書は真剣に読むと疲れる。本来は楽しいもの、役に立つもの。それを気合入れて読むと空回りして、結局読書そのものが嫌いになってしまう。それは読書の本質ではない。仕事で読むならともかく、趣味・娯楽なら気合よりもリラックスが大事。

映画や音楽と同じように体験してみる。映画も100%気合入れているのは、評論家やよほどの映画マニアだけ。本も同じで楽しく読んでいけばいい。人間常時100%なんて無理なんだから、めちゃくちゃになるよりも、楽しく読もう。

専門書は話が別になるけれど、小説とかビジネス書は楽しく読んで、何回も読んでリラックスしながら読んでいくのが正しい読み方。小説とビジネス書は言ってみれば他人の追体験をできるのが最大の売りなんで、繰り返し読むのがいいと思います。