【ブログ】読書の意義と悩み、人生と関係について考えてみた
大事な部分
読書の意義の一つに、「悩み苦しんでいる人を楽にする」をあげます。わたしたちのまわりには解決方法のない悩みがごろごろしています。「恋愛」「人間関係」「嫉妬」「成功や失敗」「出世」‥社会で生きている以上、これらの問題はさけようと思ってもさけられません。悩み始めたら、何をしていてもそのことが頭を離れない。それこそ寝るときも食べてるときも。寝られないし食らべれないし。まわりの人が普通に生きているのを見て、こんなに苦しんでいるのはわたしだけ?と思うと苦しみは倍増します。
感想
新聞の投稿も捨てたもんじゃない
▼新聞はオワコンとか言われていますけど、高校生や年配の方の投稿もあったりして、色んな考えを読むことができて面白い。
▼高校生がシンプルで分かりやすい文章で投稿するんですね。私が子供の頃には、新聞の投稿とか頭になかった。
▼新聞はなんだかんだ言っても、情報と考えの塊なので読む価値はまだまだある。ネットとは違って、情報が1紙面に集約されているので、雑学がついたりする。
▼新聞の記事を紙面そのままで、スマホやタブレットの画面で見せてくれるサービスもあるらしい。ネットだと横道に逸れやすいから、スマホニュースよりは良いかも。
読書は「悩み苦しんでいる人を楽にする」
▼本を読んでいると嫌なこと、悩んでいることを忘れることは確かにあります。失恋して勉強に打ち込むという心境に近いのかも。
▼悩んでいるからこそ、他人の考えや世界観に入ってしまいたくなる。自分と同じ悩みで苦しんでいる人はいないか。あれ?この本の作者も同じ悩みで苦しんでいるじゃん!という出会いをくれるのが読書。
▼ただ、読書といっても心を揺さぶられるのは人それぞれ。私の場合は小説だったわけですけど、マンガでも専門書でもそれは起こりうる。
▼悩みって生きている上で絶対に逃げれないことなんで、読書をして多少なりとも緩和するのは人生のテクニックの一つかもしれません。
文豪は「死にたい」という苦悩
▼夏目漱石の「こころ」を中学生か高校生の時に読んだけど、あまり感情移入はしなかった。だけど、大人になってから考えてみると、先生とKの両方の立場になりうることもあるわけだと妙に理解してしまった。
▼文豪と呼ばれる人達は「死」と一生懸命戦っていたと思う。それこそ自分の人生と作品の中で。それを当時は、共感できたのかもしれない。
▼ただ、今の世の中だと、「死にたい」というのはよりリアルになり、残業とかブラック企業と関連付いているんだと思う。ネットの発達で一般人の声も見えるようになったから。
▼文豪は国語の時間にその人の人生を学ぶけど、凄まじい。今の価値観とは違うけど、学べる部分はあるとは思う。作品を読むとめちゃくちゃ濃密だから、若い頃に読むと衝撃を受けます。