人生のおつまみ

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大学生の読書時間は『0分』だけど、小説とかビジネス書以外の専門書を読んでるのでは?

読書時間について興味深いニュースがありました。

  • 「0分」と答えた学生の割合は53.1%(文系48.6%、理系54.5%、医歯薬系62.6%)

  • 「120分以上」読書する学生は、04年から4.5%~7.5%の間を推移

 

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 読書時間が年々減少しているみたいですが、2時間以上読書している人の割合はほぼ変わっていないのが面白い。このデータなんですけど、医歯薬系の割合が高いのは、『読書』の定義が『小説やビジネス書』に絞っているのではないかと。そもそも『読書』の定義が書かれていないので、もっとも勉強時間が多いだろうと推測される医歯薬系における読書時間の少なさにちょっと違和感を憶えます。
 
 大雑把にいうと、医学系も理系と捉えると、専門書を読む時間ってすごく多くなる。国家資格取得や大学のテストも専門知識がないと解答できない問題がほとんどなので、本を読むという定義なら、『読書時間』はもっとも多いと思うんですけどね。この記事からだと、読書で何を読んでいるかが記載されていなくて、『専門書を読むこと=勉強』と捉えるなら、大学生の読書時間が少ないのは頷けます。