人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

マインドマップ 定番の読書術

 マインドマップとは、紙の真ん中にキーワードを書いて、そこから関連キーワードを繋げていくという、一つのノートの取り方。大学の友人に教えてもらって以来、頭の中を整理するために使っている。実際にやってみると面白くて、書いているうちに頭の中が整理されていくのが分かる。絵を描くのが好きな人だと、すごく楽しいと感じるし、A4かB5のコピー用紙に書いていけば、どんどん溜まっていって、大きなマインドマップノートが出来るので、達成感がある。
 

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 元々、友人も読書が趣味で、哲学書なんかを読んでいた。久しぶりに会ったときに、「これ、分かりやすくてオススメ」とのことで、マインドマップを始めてみた。トニー・ブザンの日本語本を読んで、「結構面白そう」と思ったのをよく憶えている。本だけではなくて、定期テストにも使えるらしいけど、残念ながら、大学も修了していた時期なので、効果は実感してはいない。使えるとしても、世界史とか国語とかには使えると思う。理系科目だと問題を理解しながら解かないといけないから、工夫が必要だと思った。
 
 
 マインドマップで調べてみると、ビジネス系のサイトやブログなんかに行き当たることがある。考えを整理するのにも役立つけど、講演会やセミナー、プレゼンで話すときにも『マインドマップ』は使えるので、使う人は使うのだと思う。特にプレゼンは、メモ代わりに持っていると、練習するときにチラ見することで、思い出せることが多いので、メモ代わりに使用すると効果がある。ダラダラ長いメモは、プレゼン中には見れないし、暗記するにしても量が多いので、憶えきれないこともある。
 
 
 読書が好きな人には、『マインドマップ』って定番なのかもしれない。専門のコーナーもあるし、一時期流行っていたこともあるから、僕が知らないだけで定番の手法だったりするのかも。小説とかビジネス書は数読んでなんぼの世界だから、ノートとして整理するのなら、マインドマップはうってつけ。書くことで頭も整理されるし、絵を描いているみたに楽しく作業できる。実際に、仕事で使っている人もいるだろうし、色んなノウハウ的なものもあるみたいだ。
 
 
 読書ノートとして、マインドマップを使うときには、注意点がいくつかあって、カラーで書きなさいとか、真ん中キーワードは大きくとか、ヘタクソでもいいから、絵で表現しなさいとかそういうの。意外と制約が多くて、継続するのは苦痛を感じることもある。僕の場合は、好きな色のボールペンで、単色で書いてる。絵も気が向いたときだけ。そうしないと継続できないし、意味がないから。自己流にすることで、理解度が50%に落ちようとも、継続できなくなったら、理解度は10%ぐらいに落ちてしまうから、自己流万歳とは思う。
 
 
 紙に手書きで書くなんて、ナンセンスという人もいるだろうけど、これも自分のやり方。僕には好きなボールペンがあって、好きなノートがあって、そこにまとめていきたいと思っている。本気でマインドマップのような読書法・ノート法に取り組むのなら、完全に真似てコピーしてくのがベストなんだけど、それは修行と同じでかなり苦痛を伴ってしまう。それなら、簡単で自分で続けられる方法で十分だと僕は思う。難しい・複雑なやり方って目的がないと続けられないのは、勉強してきた自分の経験上よく分かっている。
 
 
 もちろん、パソコンやスマホでもマインドマップのサイトやアプリがあるので、有効に使っていけばいいと思う。スマホのアプリなんかは手軽で考えをまとめるのに便利。フリーのものもあるので、マインドマップに興味があったら使えばいんじゃないかなと。自分に合ったものを使うのが、読書法・勉強法の王道なので、何か考えをまとめたいな、整理したいなと思ったときに使うことで、効率はアップすると思う。仕事にも活かせるし、手書きよりも、短時間でまとめられるから、読んだ本について簡単にまとめるという意味でなら、割と使える。
 
 
 ちなみに、本屋に行くと、マインドマップの本は多数出版されている。トニー・ブザンの王道マインドマップが基本だけど、日本人が作者の解説本も割といいものが揃っている。結構怪しいそうなタイトルもあったり、天才を育てる!ノート術!と謳っている本もあるけど、実際にはトニー・ブザンの本のマイナーチェンジだったりするから、自分の直感に任せて2、3冊買ってみるのもいいかも。ネットにも最低限の情報だったり、検索で実際のマインドマップが見れたりするから、最初は触れたり見るだけでいいと思う。
 
 
 僕が感じたのは、マインドマップって頭を整理するのには役立つってこと。一つ一つのキーワードについて、深く考えるができるから、色んな情報が放射状に書かれることによって、思考の全体像が見えてきたりする。頭の中がごちゃごちゃしている状態はすごいストレスになるから、それを解消する意味でも、マインドマップって良い手法だと思います。