人生のおつまみ

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【読書 〜2018-④】:『いま、会いにゆきます』-ドロドロよりも純愛

家族愛と夫婦愛をテーマにしていた作品だった。実写映画化もされて、出演した役者同士で結婚など、話題性が抜群だった。ミステリ的な要素もあったけど、色々と考えてしまった。愛って美しいなあと思ってしまう反面、こんな理想的な関係ってあり得ないなあと社会人になってから感じた。本の中ではあるけど、純愛とも言える作品で記憶に残ってる

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恋愛小説って、ドロドロした方が売れそうな感じはする。三角関係で、相手をいかに陥れようかと思案する関係性は、どうしてもワクワクしてしまう。ドラマでも不倫・浮気を題材にした作品が多いし、人気も得やすい。そう言った、負の側面って人気作品になりやすいけど、純粋な愛情を描いた作品も良いと感じる。純愛小説は何十年か周期でブームになるらしく、日本人がドロドロした関係性に疲れた時に、純愛に救いを求めるのかもしれない。

いま、会いにゆきます (小学館文庫)

いま、会いにゆきます (小学館文庫)