人生のおつまみ

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【映画〜2018-①】:『シン・ゴジラ』について-過去と現実

シン・ゴジラ』を見た。今までのゴジラになかったものがたくさんあって見応えがあった。僕が見ていた平成ゴジラは怪獣との戦闘がメインテーマで、政府はそれに右往左往することが多かった。現状を打開するのは、奇抜な科学者や研究者だった。だからこそ、子供向けであって、そのために怪獣同士のバトルという要素が必要だったのである。

シン・ゴジラ』は大人向けの作品であって、政府という組織が、『ゴジラ』という未確認生物に対してどう対処するのかが見所であった。主人公はあくまで政府の人間である。奇抜な科学者チームは出てくるが、実際に対処し、前線に立つのは政府。ゴジラは未確認の自然災害の具現化とも言える。ネットを見ているとすごく評価している人もいたが、企業の社長などの組織を管理する人間に向けた作品とも思えた。 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ