人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

ビジネス書 なぜ売れなくなったのか

ビジネス書が売れなくなったのはターゲットの読者層を絞っているのが問題か

 

書籍の販売額が20年前ぐらいと比べて、
3割近く下がっているらしい。


個人的な実感としては、
大きな本屋には相変わらず人が多いので、
出版不況というのはどこにあるのだろう?
とは思ってしまう。


ただ、ニュースなどを読んでいると、
地方の小さな本屋は
立ち行かなくなっているらしいし、
大企業である都会の本屋には
それほど影響がないのかもしれない。


雑誌を除けば、
ビジネス書の売上は下がっている
とのことだけど、
直感的には分かる気がする。


インターネットの発達で自分で
自己啓発やスキルのことは
分かるようになった。


別に本を見なくても検索で
大まかなことは分かってしまう
現代社会。


1冊1500円近くする本は
高いと思うし、気軽に買い難い。


目的があれば別だけど、
何となくでは本好きでないと
売れないと思う。


それに、一番の問題は、
読者層にあってないのではないかな
と思う点。


管理職やそれなりの裁量が
与えられている人なら、
結構役に立つ本もあると思うけど、
みんながみんなそうじゃない。


本の著者とか見ていても、
経歴が派手だったりするから、
割とターゲットを絞っているのかな
と感じるけど、
タイトルを見るとそうでもなかったりする。


読者の視点からすれば、
「これは僕・私の向けの本じゃないなあ」
という書籍が多くなっているように思う。