『スパイダーマン・バース』を観て
アベンジャーズ・エンドゲーム公開まで一ヶ月を切っているということで、スパイダーマン・バースを観てきた。最近まで、この作品の事は知らなかったけど、観てかなり印象が変わってしまった。スパイダーマンは好きで、実写も何回か観た。ただ、今回のスパイダーマン・バースはアニメ作品としてとても完成していると思った。
個人的に好きなのは、パラレルワールドのスパイダーマンのキャラが良いという所。中年のピーターや女の子、モノクロ作品の探偵や日本のアニメチックな女の子にブタまで出てくる。キャラとしても立っていたし、スパイダーマン特有の『叔父さんとの別れ』『大いなる力の云々』も一つ一つ説明してくれるから有り難かった。
気になった原因として、ネットの感想があって、「ふーん、そんなのやっているんだ」的には思っていた。ただ、何となくマーベル作品を観に行かないとという想いがあったので、映画館に行ったのだけど、正解だった。アニメチックな内容なんだけど、しっかりとスパイダーマンの本質が根本にあるから面白かった。
スパイダーマンを全く知らない私がスパイダーバースを観て狂った話【ネタバレ有】
アベンジャーズのスパイダーマンとは世界が違うけど、色んなスパイダーマンを観れるから楽しかった。それから、ヒロインがとにかく可愛い。主人公が能力に慣れていなくて、結果的にヒロインの髪が半分刈上げになるんだけど、それも可愛かった。どこかキャプテン・マーベルを思わせる雰囲気もあって、先輩スパイダーウーマンが違うなあと一人で納得したり。
でも、一番印象に残ってしまったのが、今年夏公開の『映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のCM。アベンジャーズの結末が分からないのも相まって、時系列が不明だから、結構気になってしまった。フューリーもいるし、どういう世界観なんだろう。スーツも新調されているし、トニーがまた改良したのかなあ?
スパイダーマン・バースはスパイダーマンの知識がなくても、すごく楽しめる。知っていたら、深く考察できるぐらいに思った程度でいいと感じる。ギャグあり、シリアスあり、感動ありと、色んな要素が詰まったスパイダーマンになっている。
感じたことを箇条書きにすると、
- 叔父さんのスーツ格好良すぎ
- 主人公の世界のピーターは超絶リア充(ヒーロー+科学者+理想の夫)
- スパイダーウーマンかわいカッコいい
- エンドロール後の未来スパイダーマン?ってなんだ?
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』観たい
- スパイダーマンのアベンジャーズか
- 白黒の世界なのに、ルービックキューブだけカラーなんですけど……
- メイおばさん、色々知りすぎじゃない?黒幕?
が挙げられる。