人生のおつまみ

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【読書】三年生が一番偉いのか?

 

□三年生が偉い?

 

高校生の時だと、三年生が一番偉くて、どこか圧迫感がありました。ただ、自分が最上級生になるとそうでもなく、のほほんと勉強していたように思います。部活だと話は別な気はします。上下関係があって、実力重視だと下級生がレギュラーになったりして、そこから嫉妬などの感情が生まれる。結果的に、ギスギスした空気になって、レギュラー以外の心労が半端内。そんな部活のイメージ。

  

  

響け!ユーフォニアム』の最新作だと、これまで割とほのぼのしていた部活がギスギスしてしまう。久美子が三年生という管理職になったことで、その苦労が挫折などが表現されています。管理職でないと自分のパートを集中的に練習できますし、ある意味で実力だけでこれた一、二年生にはない苦労を感じます

 

 

実際、部長になると苦労は半端じゃないと思います。下級生の教育、部活動の日程、担当教師との折衝などやることが多い々々。特に、三年生と一年生とのコミュニケーションはすごく大変で、ある意味で二年生が緩衝剤になっています。ブラック部活の噂も聞きますが、実際に部長などの管理職になると、ストレスでおかしくなりそう。ハッキリ言える人ならいいですけど、コミュ力があって、どっちつかずになると部内が険悪になるかもしれない。

 


実際の社会でも管理職ってほんと大変。仕事の能率には差がありますし、仕事の伝達も上手くいかなかったりします。それでも基本責任は管理職にあるので、上のポジションはストレスが溜まるもの。だからこそ給料が高いのですが、よっぽどの野心がないと中々務まらない気がします。高校生の時に、強豪校の部長経験者(全国大会出場あり)は管理職向けなのかもしれない。そういう人材を企業が調べているかもしれませんね。