人生のおつまみ

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【読書】『メモの魔力』の感想:書きやすい文房具を使いながらメモし、仕事に活かせるメモをビジネスメモ術を参考にしながら自己流にプラスしていく

メモは非常に大事。人格を形成するといっても過言ではありません。別にメモする絶対性はないですが、書いておくと後々便利になります。メモの有用性が非常に細かく書かれていて、色々と参考になりました。メモに対する魅力があり、メモすることの大事さ、どう仕事に活かすかが記載されていました。具体的に著者が書いたメモが表紙にあって、具体性もあります。メモってビジネス書でたくさんの本が出版されていますけど、体系的にはなっていません。そりゃ当然で、メモのやり方なんて十人十色。一人一人やり方が違って当たり前の行為です。手帳からカード、ノート、スマホなど書き込む媒体も様々。皆さんは経験的に自己流のメモ法を持っていますけど、汎用的なメモ術はビジネス書を参考にされた方がいいですね。メモ法を題材にしているビジネス書は、仕事で使える実用的なものが多いので、大いに参考になりますから。自分流+αで本から得たメモ法を使って、仕事を効率的にこなすのがいいと思います。昔からメモメモと言われてきましたけど、実際に仕事でメモする機会が絶対に出て来てしまうので、かなり重要です。頭の良い人は憶えてしまうのでしょうけど、普通は忘れてしまいます。数十回やれば憶えますけど、最初の数回は絶対に間違えますからね。

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

 

僕もアルバイトしていました。スーパーのレジ係という普通といえば普通。ただ、大学から帰った後に通えますし、時給も良かったし、人間関係も良好でした。その中で、何個もメモ帳を作りました。最初はレジの使い方などを書き込むわけなんですが、商品の値段とか、特価の商品などを事前にメモします。社員の方が教えてくれたり、自分で見に行って確認するわけなんですが、最初の数回は本当に分かりませんでした。何回も書いて、そのページが写真のようにイメージできるぐらい見た記憶があります。今の仕事でもメモしまくって、忘れないようにしていきました。メモの本質って、「忘れないこと」なんですね。忘れたら見直した言いわけで、でも人から教えてもらったことは、二度聞くのは失礼だったり、厳しい人だと怒られるので、メモは大事。見返すだけで、仕事のやり方がわかり、しかもそれが後々ノウハウになっていきます。メモ自体が、多少専門的ですが、ノウハウになっていて、だから優秀な人のメモから生まれた技術などが、会社の技術になったりもします。案外簡単なようで難しいのですが、気負う必要はなく、仕事が能率的にこなせるようにメモを書いて書いて書きまくった方がいいです。

 

www.huffingtonpost.jp 

メモは手書きをオススメします。別にスマホでもいいのですが、手書きは印象が残りますし、触覚と視覚を使っていますから。特に、書きやすい、もしくはお気に入りのボールペンやショープペンシルを持っていると、書く事自体が快感になってもっと書きたくなります。僕の場合は、青のジェットストリームで書いていますが、ジェットストリームが販売された当時から使っていて、0.7mm、0.5mm、0.38mm全部試しました。個人的には、0.38mmが使いやすく、替芯も売っているので使いやすく、非常に書きやすい。好きな文房具があると、書く事が楽しくなります。後は書く媒体ですが、ノートかカードがいいですね。暗記カードなど100均で売っていますが、それで十分。ただ、ボールペンと同じように、少し高くても、自分に合っている紙媒体を見つけるのがオススメ。何個も試して、自分なりのメモを見つけると、書く事が面白くなるので、学習にも身が入ります。自分さえ分かればいいので、汚い字でもいいですし、残すために美しく書いても良い。仕事で書く時には、汚くなってしまいますが、何回も使いそうだったり、重要なメモは多少綺麗に書く事でメリハリがつきます。

 

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この本を買ったきっかけは、本の後ろにある質問集だったりします。自己分析にもなるので、就職活動にも役立つと思います。メモに疑問を書き連ねることは、自分を知る事にも繋がりますし、仕事の疑問も能率アップ、知識アップに役立ちます。メモを書き続けることで、自分のやりたいことも見つかったりするので、仕事のちょっとした気づきも書いておくといいです。メモって書いているうちに、『自分の考え』がふんだんに混じるようになります。知識が知恵になります。自分の考えを出す事が難しい日本社会ですが、仕事の中の小さい気づきが大きなプロジェクトに発展することもありますから、中々に侮れないです。何でもメモするというのはよくビジネス書などで書いていることですが、それを体系的にまとめるのはとてもしんどい。『メモの魔力』に書かれている手法は、マネはできますが、継続的には続けるには難しい。人間って必要に迫られないと行動できないのはメモも同じ。何か目的があってのメモならマネしても継続できますが、そうでもないとマネは長続きしないです。だから、自分なりのメモ術に+αして、自己流メモ術をアップデートしていくのがいいと思います。メモ術って非常に奥が深いです。