人生のおつまみ

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【読書】『100歳まで読書』の感想:本を全部読むのは大事だけど難しい。しかし、若い頃に読んでおかないと、自分の人生を振り返る時期に言語化するのがしんどいかもしれない?

100歳まで読書するのは大変。どのように読書をすれば長く本を理解し、楽しむことができるのかが気になって買ってしまった本。著者の経験もさることながら、参考書籍として古典などを紹介していて、色々と参考になりました。読書を疎かにすると、精神が先に老いてしまう的な記述が印象に残りました。

 

100歳まで読書 (単行本)

100歳まで読書 (単行本)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

100万部突破の大ベストセラー『「考える力」をつける本』の著者にして稀代の読書家がユーモラスに提案する、「読書の楽しみを味わい尽くす」極意。

 

読書は最初から最後まで全部読むもの、みたいな思い込みがあると思います。確かに、小説などは最後まで読まないと理解しにくいです。あと、古典なども。ビジネス書はつまみ読みで理解できたりしますけど、本当の意味で本を理解するには、全部読む事が大事ですが、如何に反復した読めるかということ。人間、くり返さないと理解したり、記憶したりできません。


だけど、年を経ると段々と読書するのが辛くなってきます。集中力がなくなってきますし、新しいことが理解しにくくなってくる。そこで拾い読みで、適度な流し読みで、適当に理解する。その間は自分の経験から理解するという手法。これなら自分も満足できるし、理解も早い。ただ、若い頃にかなり本を読んでおかないと難しいのも事実。読書の代替として、映画などでもいいとは思うのですが。


実際に、100歳まで読書はするか分かりません。しかし、年齢を経て、自分の人生を振り返る時に、読書って必要に思います。自分の人生を言葉で表現する時に、文章をその見本となる本はすごく大事。読書は大人になってから特に重要に感じます。人生や感じたことなどの『もやもやしたもの』を言語化する時に非常に役立つものになるので。