人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

経済的な社会の中での『仕事のやりがい』について

やりがいって何だろう?仕事でやりがいを感じるとすれば、自分の仕事が認められたとか、成長しているのが分かるとか、業務に誇りが持てるとかそういうものだろう。ただ、これらは精神的なもので、定量的に判断するのが非常に難しい。お金を稼いだとしても、論文などの社外に発表できる書類の数などがあったとしても、それがやりがいに直結するかはわからない。精神的な満足感や達成感とも言えると思うが、仕事がやりがいに繋がること場合は非常に少ないように感じる。望んでいた仕事に就けたとしても、希望した部署に配属されるか分からないし、いざ仕事をしてみると理想と現実にギャップに直面したりと『やりがい』を感じる場面は案外少ないのではないかと思ってしまった。

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やりがい搾取がニュースになっていたが、やりがい>>収入になることは少なくて、収入が少ないと、いくら好きな職業でも辛くしんどい。将来のステップアップに繋げるために、一時的に収入が少なくてもいい時はあるが、それが常態化するのは経済的に危うくなってくる。結局、よほどの稼げる力がないと、やりがいと収入は両立することが難しい。小説を書くのが好きで好きでたまらなくても、売れないとダブルワークをしながら執筆活動しないといけないし、やりがいとお金という問題をいかに解決するかが問題だ。働き方改革が上手く作用すればいいのだが。