人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

1クールのアニメを劇場版に再編集すればより売れるのではないかというお話

 『Gのレコンギスタ』を観てきた。テレビ版は見ていないが、スパロボに参戦していて興味を持ったので、今回の劇場版を観た。富野節炸裂で、キャラが本名で呼び合うわ、モビススーツ戦は空間を上手く使うわで大いに楽しめた。2クールを5部作にするので、今後が楽しみなアニメ映画ではある。

 アニメって1クール見るのは結構体力が必要になる。10代ぐらいだと余裕だが、社会人になって、仕事に追われるようになると、時間との戦いになる。忙しいと休日を使って見るわけで、体力回復の休みをアニメ鑑賞に当てないといけない。毎週一本なら問題ないが、何本もあると非常にしんどくなる。まあ、好きな作品だと割とすぐ体力は回復するのだが。

 そんなわけで、人気があったアニメを1クールだけ総集編でも作った方がいいのではないかと思ってしまった。完全視聴者目線なので、収入とかおかまい無しに言ってるのだが、毎クール10、20本も作品があると、全部見るのは至難の業だ。しかも、某動画サイトで最新話が無料で見れると言っても、人気作を見逃すことだってある。

 90分、もしくは120分の映画にしてしまえば、総集編という形で大枠が分かるし、興味も出てくる。難しいのはその境界線で、『Gのレコンギスタ』はガンダムの生みの親の一人のわけであり、かつて『ガンダム』を劇場版でヒットさせた実績があるからこそ、今回の劇場版ができたのではないかと思っている。その線引きをどのアニメでするかは判断が分かれることだと思う。

 他に興味を持ったのは、『響けユーフォニアム!』シリーズだ。総集編を劇場で見たからこそ興味を持って、そこから原作を読みあさった経験がある。僕のように、アニメを映画で見てそこから原作なりテレビ版アニメなりを見る人もいるはず。ただ、ブランド力のある京アニのアニメなので、やっぱりアニメで実績のある監督なりアニメ製作会社なりが関わって、一定の売上があったアニメを映画にするのが、2期製作も含めて一番良い手段かもしれないな。

 結局のところ、

  • ブランド力のあるアニメ製作会社の作品
  • 実績のある監督の作品
  • 長期的に放送されている作品

のアニメ映画が売れそうな気はする。