人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

M-1で優勝した『ミルクボーイ』-身の回りの商品を活かしたネタが面白いが、生き残るにはどうしたらいいか?

M-1で優勝した『ミルクボーイ』が面白かった。コーンフレークネタはこういう見方があったのかと妙に納得してしまった。今日は、ミルクボーイの話である。

www.m-1gp.com

ミルクボーイが優勝 レベルが高い芸人

ミルクボーイが優勝したが、 M−1の大会は一大イベントに成長した。

M-1でした『ミルクボーイ』が面白い!コーンフレークだけでこれだけ笑わせてくれるのは中々ないと思う。芸人はお客さんを爆笑させるのが仕事だと思うけど、これだけレベルが高いと本当に芸人はすごいなと感じてしまう。日常的なものでお笑いを取るというのは中々できないことだ。M-1という大会も話題になって、芸人のための一大イベントとなった。

ミルクボーイ 漫才の特徴

ミルクボーイの漫才は他人を貶さない漫才

『ミルクボーイ』の漫才は他人を貶さない漫才である。悪口がないし、完全なボケに対するつっこみで笑いと取っている。芸人と言うと、悪口もネタとしてある。それが受けた時代もあるし、寛容的だった頃もあった。ただ、今は暴力的な行為は禁止である。それが口だけであったとしても。ミルクボーイの漫才は暴力的なものはなく、一つのネタとして完成されている部分がすごい。

オファーが殺到 ミルクボーイはCMか

オファーが殺到するであろうミルクボーイ。日常的な商品をネタにしているからCMをオファーしやすいか。

これからはミルクボーイにCMが殺到するのではないと思う。コーンフレークと最中がネタであったが、食べる物に対して汎用性が高い上に、身近で売っているような日用品にも応用できるからだ。スポンサーとしても、漫才が綺麗で、ブレイクしそうな芸人を使う意味はあるし、リスクも少ないと感じる。これからの時代は、汚い言葉使いよりも、怒らない、優しいキャラが売れる気がする。

芸人のネタ 暴力的なものはNGか

時代背景的に暴力的なネタは好まれない。今は安心して見られるネタが受ける時だと思う

時代背景的に、体罰が大問題になっているが、芸人は特にネタとして、冗談としてそういうことをしていた。昔のギャグは凄まじく、殴る蹴るが当たり前的なネタが満載だった。ところが、体罰パワハラが問題になってからは、鳴りを潜めた。見ていて気持ちよいものではなかったし、子供がマネするということで、段々となくなっていった。時代的に芸人のキャラも変化していったが、今の時代は安心して芸を見れる時代かもしれない。

ミルクボーイのこれから しゃべりの必要性

ミルクボーイは一知っている人は知っている芸人だったと思う。生き残るにはしゃべりが上手いことが条件か。

ミルクボーイはこれまで一部の人しか知らなかったと思う。僕も知らなかったし、お笑い芸人が好きな人でないと分からない芸人だったらしい。ただ、漫才が面白いし、テンポもいいので、漫才とさらにしゃべりも上手かったら売れると思う。芸人はしゃべりが上手くないと、魅力的に見えにくい。テレビでは時間が制限されるし、編集でカットさえる。M-1で優勝した芸人として、サンドイッチマンがいるが、この二人は話すのも上手いし、素人いじりも上手い。確かにM-1優勝芸人として、ブレイクするが、話す才能または努力をしないと生き残るのが難しいと思う。

最後に

芸人は人を笑わせるのは仕事。人生が一気に開けるM-1という舞台。お客さんは笑えるが、芸人は多大なプレッシャーと戦っている。

芸人は人を笑わせるのが仕事である。その中で、M-1は非常に権威があって、名前を売る絶好の場である。日本中の芸人が競って、決勝に残るために壮絶な予選を行われている。それは、まさに弱肉強食であり、実力主義の厳しい世界。人を笑わせるという、主観的なものに対して、いかに笑いを取るか、それが優勝するための条件となっている。優勝すると、テレビ、ラジオの仕事が激増することはインタビューなどで芸人達が話しているが、本当に芸人ドリームである。人生が一気に変わるだけに、優勝したい想いは誰よりも強いという芸人がたくさんいる。お客さんから見たら面白くて爆笑するが、芸人達からしたら汗をかいて心が折れそうなプレッシャーを感じている、そんなお笑いの舞台。