人生のおつまみ

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ロボットと融合する『工作機械』-自動化が進む先の工場の未来とは

製品を加工して製品を作る工場では、ロボットを工作機械を融合させている。今回はそのまとめを書いてみた。

headlines.yahoo.co.jp

生産現場のロボット AIの技術の応用

製品を生産する現場では、自動化としてロボットが多用されつつある。AIの技術がモノ作りの現場で応用されはじめている。

部品生産の現場では、溶接や組み立てでは自動化が進んでいる。車業界では大規模な工場を作り、そこにAIを組み合わせて自動化させているとか。ただ、多品種少量生産の現場では、手作業が数多く残っている。人手不足の世の中で、生産効率や品質を求める声は多くなり、要求は年々厳しくなっている。そんな中で、工作機械メーカーは、機械とロボットを組み合わせた新しい自動化・無人化の提案に力を入れているとのこと。自社で出来ることを考え、積極的にロボットの活用法を模索している。新しい工場のあり方を模索しながらも、品質の高い部品を作るために、どのように機械加工するべきかを押し進めている。工場の中でも自動化が進み、人手不足の中でいかにモノ作りをするべきかが始まっている。

工作機械メーカーの取り組み AIを利用した高度化

工作機械メーカーでは、IoTやAIを利用した工場の高度化を進めている。工場の膨大なデータとノウハウをAIに繋げようとしている。

今回の工作機械メーカーに注目が集まり、IoT(モノのインターネット)やAI(人口知能)などを利用した、自社工場の高度化を押し進めている。家電業界では、すでに家庭用としてIoTやAIを利用したモノが開発されている。電子レンジや冷蔵庫でも応用されており、IoTに関してはかなり進んでいるという実感がある。それを工場に応用する時期に来ている。多品種のモノを作っている工場では、莫大なデータとノウハウがあり、それをIoTやAIに繋げるのは中々難しい。人の手で作ってきた歴史があるだけに、数値化するのに苦労するはず。メーカー各社ではそこを重点的に提案・開発し、無人化の作業を進めているとのこと。まさにAIの時代が工場にも入ってきた。

メーカーでの作業者の負担 ロボットへの転換へ

メーカーはAIの含めた作業者の負担を減らそうとしている。簡単操作で、行程をパッケージ化することが基本となり、ロボットの転換があるようだ。

オークマは部品加工専用棟を作って、最大可搬重量1350kgのロボットや、工作機械の加工室に内蔵したロボット「アームロイド」を搭載した工作機械を多用するすることのこと。最長72時間の連続無人稼働が可能で、AIを含めて、作業者の残業ゼロを目指しているらしい。AIを効率的に使って、稼働状況を分析することで、人員不足を補い、人員コスト、時間的コストを減らすことができると思う。各メーカーは、製品とロボットとの融合に向けて、非常に多様な製品を開発しているが、これからの時代は、簡単操作でプログラミングなしでも操作画面でのシステム操作で、可能な限り作る行程をパッケージ化することが基本となるかもしれない。工作機械の分野でも大きなロボットの転換があるようだ。