人生のおつまみ

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会社の上司の『信念のない言葉』-部下とのコミュニケーションで考え方はすぐに伝わる

上に立つ人の言葉は、はるかに重い。ある意味で、会社の方向性を決めるからだ。今回はそのまとめを書いた。

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上司の言葉 部下との関係は慎重に

上司の言葉は重い。よく言葉を選ぶことが大切で、部下とコミュニケーションをとり、慎重に発言することが大事。

上に立つ人、つまり上司の言葉はとても重いことが多い。冗談ならともかく、仕事上のコミュニケーションで一度口にしたことは、取り消すのは非常に困難である。上司が何気なく言った言葉は、部下は深刻に受け止める。これは僕にも経験があることで、社内の職位が高い人の言葉ほど、社内の法律のようになるので、上司はよく言葉を選んで、慎重に発言する必要がある。人格も伴う必要がもあるとは思う。下の人が付いていきたくなる人間性ならば、コミュニケーションも円滑に進むし、問題が起きても解決が楽になる。ただ、この人立派だなあと思っていても、プライベートでは全く違うこともあるし、仕事上でも人間性に疑いを持っても、仕事が抜群に出来る人間もいるので、一概に上の人間が立派で人格的に優れているとはいえない。

書類の小さい間違い 場合によっては致命的に

言葉と書類の違いはある。小さい間違いでも押し通せることもあるが、図面やプログラムなどは、小さな間違いが致命的になる場合もある。

上司の言う言葉はある意味で絶対であり、言葉には気をつけないといけない。これが書類になると、違ってくる。小さな間違い、大きな問題のないようなミスなら、直すのはまったほうがいい。間違いがあって、それをすぐに訂正しますと他部署に言ってしまうと、不信感を持たれてしまう。小さい間違い程度ならば、押し通すことも必要になってくる。ただし、二度と同じことを間違えてはいけない。とはいえ、書類ならいいが、図面やプログラムなら異なってくる。少しの間違いで、製品やアウトプットの品質が異なってくるからだ。言葉で正しいと押し通せる書類はあるが、図面やプログラムなどはちょっと間違いが致命傷になることもある。リーダーに要求されるのは、その違いをしっかり把握し、どのように円滑に仕事を進めるかということだ。

思いつきの言葉 上司の考えは部下に伝わる

上司の思いつきの言葉は不信感の始まりかもしれない。上司の考えすぐに伝わる。上司の仕事は部下をしっかりと仕事しやすいようにさせることである。

上司が思いつきや冗談で、部署でのコミュニケーションを円滑に進めるために、部下と調子を合わせたりすると、部下の心は離れていく。言葉に重みを与えるのが、信念と誠実さである。もちろん、それがなくても仕事は進むし、信念がなく誠実さもなくて実績を出せる人もいるが、長くは続かないとは思う。短期的に部下は付いてくるが、長い目で見ると、部下に信用されなくなり、仕事上のコミュニケーションが上手くいかなくなるからだ。上司の考えていることは、部下に丸分かりなので、しっかりと信頼することが重要になる。管理職の仕事は部下を業績を出せるように、部下を使うことなので、平等に信頼し、結果を出させること。裏切りがあっても、信頼したこちらが悪いと判断し。違う仕事を振るなどしながら、仕事をこなすことが大事になってくる。