人生のおつまみ

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大企業が投資する『物流倉庫』-人とロボットが共存する未来とは

人手不足の物流業界。そんな中でロボットの活用が増えているという。今回はそれをまとめてみた。

headlines.yahoo.co.jp

人手不足のロボット活用 ロボットで管理か

人手不足からロボット活用が進む。人とロボットの共存だが、人を使わずに管理できる倉庫は増える可能性がある。

人手不足が続く物流施設で、高度なロボット活用が進んでいる。ファーストリテイリングは11月、産業用ロボット知能を開発するMUJIN(東京都江東区)などと協業すると発表。在庫の最適化や生産のリードタイム短縮で、1000億円規模を投じる。

このニュースは今後人とロボットの共存の一つとしてこれから増えていくだろう。倉庫管理はこれまで人の手で行われていたが。人手不足がネックになっていた。ところが、人工知能、IoTの発達によって、人を使わずに倉庫の生産物の管理が出来るようになってきた。Amazonでは倉庫管理はすでにロボットになったと聞くが、日本でもロボットが活用されてるようになってきている。

メーカーのロボット 難易度の高い箱詰め作業

メーカーの箱詰めロボットの進化。箱詰めは難しい技術であり、立体的な挙動を実現するロボットが出現。

MUJINが開発した多品種商品箱詰めロボットは3Dビジョンやモーションプランニング技術、新開発のロボットハンドなどにより、多品種商品への対応を容易にした。
。立体自動倉庫や搬送システムを手がけるダイフクとも協業中で、ロボットによる商品積み降ろしや無線識別(RFID)タグによる検品などの自動化に取り組む。

箱に詰める作業は以外に難しく、立体的な挙動は高度な3D技術や専用のロボットハンドが必要になってくる。昨今の倉庫では、立体的に動かす必要があり、モノの移送も伴う事も多い。そんな中でしっかりとした技術を持ったMUJINトダイフクと協業するというのは、人手不足解消と共に、将来的に人件費をロボットの維持費に回し、その差をさらに別のものに投資するといったプランがあると思う。案外知らぬ間に、人の仕事はなくなっていくのかもしれない。

搬送ロボット 重くても1度に運べるロボットの優位性

搬送ロボットの開発も進む。重いものでも一度に運べる搬送ロボットは、ロボットだけの作業の前触れか。

搬送ロボットの開発も活発だ。パナソニックは走行ルートの変更に柔軟に対応できる、自律走行・低床型搬送ロボット「STR―100」を発売した。最大搬送質量は800キログラム、独自のアルゴリズムにより最大100台までの同時制御が可能で、人手不足が深刻な宅配便の物流倉庫へ売り込む。

倉庫内を自由自在に走行できるロボットも開発されている。800キロまで載せることができるので、かなり重いものでも一度に運ぶことができるようになる。宅配便の倉庫へ売り込むようだが、割と需要があるのではないかと思う。宅配に関しても、人手不足のニュースは聞くので、それをロボットで補い、将来的にロボットだけで作業できる空間を確保したいのだろう。

倉庫作業者の定着率 給料も関係か

倉庫作業者の定着率が低い。キツい仕事で給料も低い可能性があるが、高い給料に見合った作業は人間の能力を超えているのかも。

「倉庫作業者の定着率が低いのは、日本も外国も同じ。メンバーが途中で変わっても同じ作業効率が出せるようにすることが重要だ」。ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン(東京都千代田区)の古川正知社長は指摘する。

倉庫作業者の定着率が低いらしい。キツい上に、破壊するリスクもあるのが理由であろう。それに給料も高くない可能性もある。専門の資格があったとしても、流動性が悪い意味で良い業種なので、給料がアップするとは考え難い。高い給料に見合った結果を出そうとすると、かなりハイスピードにならざるを得なく、それは人間の管理・作業能力を超えていると思われるので、ロボットに任せるという判断はいいのかもしれない。