人生のおつまみ

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本屋で読む本を見つけるための方法-読む本の目的とスキミングが必要になる

本屋に行ってから本を探すのでは無駄な本を買う場合がある。そんな時には、読む本を事前に考えておき、目的を持って本を見ると読むべき本が見つかっていく。

読む前に何を知りたいのか考えておく

読書する時に、読みたい本を見つけるのは大変である。小説などは、読みたい本がある程度明確な場合が多い。ラノベか、ミステリか、恋愛小説かと種類は多いが、読みたい傾向は決まっている場合が多い。ただ、ビジネス書や専門書となると、目的がないとただのお金の無駄遣いになってしまう。事前に何を読んで、何の知識を得たいのかを決めておくと、本を選ぶ判断に迷いがなくなる。したがって、本は事前にボンヤリでもいいから、目的意識を持っておくことが大切となる。仕事、学校だけでなくて、家事、趣味など人生色んな要素がある。本を選ぶ時には、その中から一つでいいから目的を作っておくことが大事。

本の表紙・目次・まえがきを見る

選ぶ本がぼんやり決まった、本の表紙を見る。ビジネス書の場合は、かなりの情報が盛り込まれている。『東大読書』でも書かれていたが、表紙を見るだけでかなりの判断が出来るようになる。さらに情報を知りたい場合は、目次を見た方がいい。本の構造がハッキリと書かれているので、何が書かれているのかが分かりやすくまとまっている。知りたい内容を深く知りたい場合は目次を見るべきである。ビジネス書、実用書の場合、目次だけで5割ほどの内容は分かるので非常に効率的に情報を得る事ができる。最後にまえがきを見ることで買うかを決める。著者のメッセージがまとめられていて、知りたい内容が大まかに分かるようになっているからだ。表紙・目次・まえがきの順番で読んでいくと読みたい本を見つけることができる。

全ページ読むと集中力がなくなる

本をすべて読むと非常に疲れる。専門書として1冊を読み切るならいいのだが、たくさん本を読むとなると集中力がなくなっていく。昔の教育の刷り込みなのか、「本は全部読むもの」みたいな意識がありますが、大人になると邪魔になる。1冊ならゆっくり丁寧に読んでも時間はありますが、仕事に関係する本となると、一々全部読んでいたら時間がない。全部を読むのではなくて、必要な箇所だけスキミング(拾い読み)していくことが読書で大事になっていく。集中力も限りがあるので、必要な部分だけ読むようにしたい。その意味で、目的を持って本を選択することや、表紙・目次・まえがきを見ることが大切になってくる。必要な本をあらかじめ決めておいて、そこからさらに深く読むことで内容を把握する。読む本を探すには、まずは目的を作ることが大切になる。