人生のおつまみ

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『NEWTYPE 2020年4月号』の感想-アニメ雑誌を買ったのはひさしぶり。働くようになって声優よりも。スタッフや監督のインタビューや裏話が気になるようになった。

アニメ雑誌をひさしぶりに買ってしまった。劇場版『SHIROBAKO』を見たので、キャスト・スタッフのインタビューを載っているというので購入してみた。インタビューは『SHIROBAKO』に関する愛を感じるもので、愛されているアニメだなあと感じた。アニメ制作の現場をテーマにしているだけに、キャスト・スタッフにも思い入れがあるようだった。それについては非常に楽しめしたし、こーゆー愛のある作品が世の出てくればいいのになあと思ってしまった。


アニメ雑誌ってヲタク専門誌みたいなものだったと、僕が子供の頃はあったと思う。マニアックで表紙がアニメキャラだから、敬遠されやすい。けれど、今はアニメイトやアニメのイベント会場に行っても、オシャレな人達が結構いたりする。若い人も多くて、一つのコンテンツとしてトレンドを生み出しているなと感じるぐらい。2000年代には話題になる深夜アニメがたくさん生み出されたからこその現在だと思う。何だかんだ言って、面白い作品も多く、気軽に見やすくて感動できる作品があったりするからだろうな。


一時期萌え系アニメが流行っていたようなんだけど、今はオールジャンルで放送・配信しているように見える。アクション・恋愛・日常系のアニメがメインなんだけど、働く人間をテーマにしたアニメもあって中々に面白い。SHIROBAKO』もその一つなんだけど、何にでも信念を持って行動している人間はすごく魅力的に見える。やっぱり、適当に流されているよりも、一つの目的と夢に向かって動いている人間はやる気と根性が違う。まあ、夢があればいいのだけど、それがない現代社会が問題なわけでアニメを見て夢を持つのも悪くないと思う。


働くようになると、ドラマやアニメにおけるキャストのインタビューよりも、スタッフや監督のコメントが気になったりする。社会人に出ると色んな人間が働いていて、すごく驚く。スタッフはそれらをよく観察していて、何気ないシーンの中に織り込んでくるから、それに対するコメントやインタビューがすごく気になるようになってしまった。人間、経験しないと分からないことがあるけど、俳優や声優だけがすべてじゃなくて、ドラマやアニメを作るスタッフの仕事も輝かしいものであると働いて感じるようになった。インタビューの一つの言葉に納得する自分がいたりするわけで、モノ作りってすごいなと感じた。

ニュータイプ 2020年4月号

 

ニュータイプ 2020年4月号

ニュータイプ 2020年4月号

  • 発売日: 2020/03/10
  • メディア: 雑誌