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『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』の感想・考察-MMOと異世界転生の関係性

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(防振り)』を見てしまった。ニコニコ動画で最新話無料だったので、気楽に見ていたが、案外面白く、MMOの楽しさと理不尽さが可愛く表現されていた。キャラがかわいく、見ていて飽きないのが良かった。

楽しく見たので、感じたことを書いていこうと思う。

 

□MMOは極振りが最適?

 

MMOとは「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」なんだけど、同時に同じ場所で多人数でゲームをするということ。今はスマホゲー、ガチャゲーが定着したけど、一時期MMOもかなりの人気を誇っていた。今は同じことをPS4を使ってできるけど、普段知らない世界で、まったくの他人と会話したり冒険するのはすごく楽しかった。基本的にゲームは一人でするものだったから。

 

今回のテーマの『防振り』はまさにMMOの醍醐味を味わうことができる。まあ、ゲームとしては極振りが基本で、「攻撃や防御、素早さ」などのパラメーターを集中的に上げることであり、これをしないと器用貧乏になってしまって、戦闘でも勝つのに時間が掛かってしまう。現実の仕事でも、一つ強味があるとそれが武器になって資格なども取りやすくなったりするけど、何気に一点集中ってすごく大事だと思った。

 

ja.wikipedia.org

 

□キャラデザの勝利?

 

『防振り』はマジでキャラがカワイイ。最近またアニメファンになったのだけど、キャラデザが上手いなあと思った。カワイイのにゲームでは滅茶苦茶強くて無双しているギャップが非常に好感を持てる。人間ってギャップに弱いから、それを狙った設定とキャラデザなんだと感じた。変にリアルではなくて、これもかわいさ一点集中である。原作の絵も上手いのだけど、よくアニメでここまで落とし込んだなと感心してしまうぐらいだ。


アニメって作画がかなりのウエイトを占めると思っている。かわいいは正義という言葉通り、どんなキャラでもデザインがかっこ良かったり、かわいかったりしないと人気を得るのは難しい。何と言うか現実にはいないけど、アニメだからこそ許されるかわいさ。京アニのアニメを僕は代表的と捉えるけど、動かしやすく、尚かわいさも共存している。そんなキャラクターがアニメでは重要になってくる。

 

異世界転生ではない?

 

一つ言っておくと、このアニメは『異世界転生』ではない。異世界転生』とは、自分の世界とまったく異なる世界で無双する物語であり、そこでは主人公達が特殊なスキルで他を圧倒するというのが基本だ。今回の『防振り』はあくまで『ゲーム』の世界なので、本人の才能よりもゲームの設定に重きが置かれている。まあ、始まったばかりのゲームという設定なので、バグみたいなスキルを偶然手に入れてしまうという主人公補正はあるが、それがこの物語の基本であり、本質となっている。

 

ただ、適当に強いだけでは物語は始まらない。なんか現実を想起してしまうけど、一人の傑物が世界を動かしていくという人類の歴史ってすごいなあと思ってしまった。歴史的な要素はこのアニメにはないと思うけど、たった一人で切り開いて、仲間を作って物語を進めていくのはある種の才能であり、まさに主人公である。何かの分野で滅茶苦茶強いからこそ、物語だったり、歴史を動かせる。なんか哲学チックなことを考えさせられるアニメだった。


ちなみに主人公のメイプルは、友達が誘ってきたからゲームを始めている。それにのめり込んでしまって、ゲーム内で最強クラスになるというのは、友達に誘われてオーディンションに参加したら、優勝してしまって、芸能界で有名になってしまったという話を思い出してしまった。

 

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (カドカワBOOKS)