かぐや様が最終回？2期で見えた役者の成長と高校の世界観

アニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の第2期が最終回を迎えた。動画サイトではまだ視聴できるが、終わってしまった感がある。かなり納得できる出来映えであり、声優の演技、作画・演出・音響スタッフの頑張りと技術、監督の意気込みが感じられる作品となっている。元々、1期から面白かったが、2期になってさらに面白さが増した感じだ。恋愛ギャグコメディーで、笑える作品となっている部分は変わらないが、一人々々のキャラの表情と内面描写が豊かになり見ていて飽きない。人気作であるがゆえに、2期に不安があったのだが、そんな不安は払拭された。マジで声優の役者の演技が印象に残る作品だった。

現在アニメ化されている部分の完結部が原作で連載されており、時期的にも最高のタイミングと言える。基本的にアニメは原作の販促と言える側面があるのだが、アニメがここまで話題になると、相互作用でマンガとアニメの両方が売れるように思う。日常を描いた恋愛コメディなので、高校生でも楽しく見れる。かぐや様のネットラジオに若い世代のファンがメールなどを送っているようで、深夜アニメなのに若い世代にも人気があるんだなあと感じた。この辺は「けいおん！」と似ている。自分達が高校生だと、高校を舞台にした作品には共感できるし、「こんな学園生活を過ごしたいなあ」と考えてしまう。アニメも若い世代に受ける作品が人気になるのかもしれない。