人生のおつまみ

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読書のメリット?きしむ読書の役割。

本を読んでいて、メリットを直接感じることは少ない。結果的にメリットになるのだけど、読んでいる最中には、そんなことに気づけない。知識を吸収したり、内容について考えているので、有用性などは頭の中から離れている。最近思う事は、読書から直接、しかも短期的にメリットを得るのは無理なんじゃないかということ。ネットでは、情報が過多になっているが、すぐにでも役立つ情報が人気となっている。本を読んで数年後に役立つかもしれませんと言われても、すぐには読まない。

読書のメリットを直接感じることは少ないが、長期的な視野で見ると役割がある

とはいえ、数年後に役立つと言える本は、理科系の大学レベルの本かもしれない。工学・医学・情報系では、大学時代に読んでいた本がそのまま仕事に役立つことが多い。これは専門課程の内容が入社した企業の仕事に直結するからだ。その分野では、読書に意味はあり、就職にも関係することがある。本を読んでいる時にも思うことだが、読書がすぐにお金に直結するときは案外少ない。人生は長く、読書が一過程であり、長期的に見ると役立つこともあるが、長い視野を持って本を読み、その思考を熟成する必要がある。ネットニュースを見ていると、あたかも読書が役に立つみたいなニュースがあるが結局長期的な視野を持って本を読まないとメリットはないと思う。