人生のおつまみ

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会社に出勤する人が多い日本社会について-テレワークの今後-

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テレワークがどんどん定着している。ニュースでも言及されているし、実際僕のまわりでもテレワークが増えているようだった。定着するのはいいのだけど、こんなに動きが速いのは、コロナという緊急事態だからに他ならない。これが解決すると、テレワークも少しずつ減少していくかもしれない。家で仕事を出来るのは便利だが、今の住宅環境では子供の世話もしないといけないし、マンションだといつもの声で仕事していると近所迷惑になる可能性だってある。個人的には、住宅の環境や家族の協力などの環境が整うまでは、テレワークは一時的なものになってしまうのではないかと感じる。

テレワークの今後を考えていると出勤が関係あるように思う。

テレワークの今後を考えていると出勤が関係あるように思う。

日本の企業は一体感・協調性を重視してきた。だからこそ、悪い意味で言うところの仲間意識が過剰に熟成されていってしまう。テレワークのみで仕事はできるかもしれないが、出社しないと仲間意識が薄いと判断されるかもしれないという意識から、出勤する人が減らないと思う。また、IT業界など在宅で業務ができる業種もあるが、モノ作りの現場や医療現場、営業などは難しい。モノの実験や検査などがあったり、患者への対応があったり、人のコミュニケーションが売上に直結するからだ。営業などは新規開拓する時にテレワークってどうやるんだろうと感じてしまう。企業のセキュリティー意識も高まっているので、中々社外の人間をテレワークで対応できるのだろうか。僕が思うのは、書類作成はテレワーク、それ以外は出社みたいな住み分けが出るんだろうということ。