「コーヒー離れの若者」-スイーツ系飲料が飲みたい
最近では、若い人はカフェでブラックコーヒーを飲まないらしい。僕が大学に通っていた頃は、カフェで読書しながらコーヒーをよく飲んでいたけど、今はタピオカミルクティーなどが流行っているから、コーヒーよりもスイーツ系のドリンクが人気のようだ。タピオカドリンクは一時期の勢いはなくなったが、わらび餅やナタデココなどを入れたマイナーチェンジモデルも出来ており、幅広い人気ドリンクになっている。
タピオカの今年の輸入量は昨年の1/10程度になっているが、コロナ禍の影響を無視しても、この減少量は非常に衝撃的だ。タピオカブームは去りつつあるのかもしれない。ただ、カフェなどを見ていると、スタバなどがスイーツ系飲料に力を入れている。期間限定ドリンクなどを売り出していて、駅前の人気店などでは若い人が行列を作っているぐらいである。
[参考]:スタバとタリーズ「グッズ戦略」の決定的な違い | 外食 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ただ。ブラックコーヒーを売るなら、もっと年齢層が高い人達を狙った方がいいと思う。働いていると、自販機などではブラックコーヒーが人気で売れているので、30代以降をターゲットとして狙うのも一つの手段だと思う。スタバが若い人なら、ビジネスマンは○○だ!みたいなカフェを作ればいい。まあ、そう簡単にはいかないと思うが、コーヒー業界は転換点なのかもしれない。
全日本コーヒー境界の資料によると、コーヒー需給量は、2015年から少し伸びていたが、2019年になって下がっている。タピオカドリンクに押されているのかもしれないが、自分の感覚だとカフェでブラックコーヒーを飲んでいる人は減っているように思う。若い人はタピオカのような、甘いドリンクを飲むようになっているので、苦いコーヒーは敬遠する。僕としても、甘いドリンクが好きなので、コーヒー業界はそこに力を入れてもいいかも。