人生のおつまみ

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「プロがイメージする将棋盤」-藤井七段は頭の中の将棋盤がないらしい

藤井七段の話題は何かしら出てくる。タイトルを獲得するかしないかがニュースになっているが、ネットを見ると、藤井七段の驚異的な頭脳に驚かされる。なんと言うか、やっぱり天才はいるもので、僕は物事を考えると時には、その対象をイメージするのだが、藤井七段はイメージぜずに将棋ができるらしい。まさしく天才で、だからこそ勝てるのだ。

 

どこかアインシュタインに似ているように感じる。アインシュタインは、数学で途中の展開式をすっ飛ばして答えを書いたそうだ。それについて教師が質問しても「先に答えたが解ったから」と答えたらしい。途中の展開よりも、先にズパっと解答が出てくるあたりセンスの良さを感じさせる。藤井七段も同じで、頭の中で独自な数式みたいなものがあるのかもしれない。

 

[参考]:藤井聡太は『頭の中に将棋盤』が無いらしい…行方八段もドン引き「筆算無しで答え出せるみたいな?」「常識が崩れた」 - Togetter

 

数学だと、頭の中で解っている展開式はすっ飛ばすこともある(テストなどではしっかり書く)が、天才だとそーゆーことが普通にできるのかなと。頭にイメージしていなくても、本人だけが解る符号・言語みたいなものがあって、それを持っている人は一般の人よりも深く学問なりを探求できるのかもしれない。羨ましい気もするが、社会的なポジションにつけるかというと微妙な側面もあるので、どうなのかと思う事もある。

 

藤井七段はすごいなと思うが、頭に将棋盤なしでどのように考えているのだろう?まあ、詰め将棋の大会で連覇している猛者なので、独自の至高ルーチンがあって、そこから答えを引き出すのかもしれない。藤井七段の強さはAIを利用した練習が注目されるが、詰め将棋が強いという側面も見逃せない。プロなら当然将棋盤をイメージしているかなと思ったが、藤井七段はコンピューターみたいに頭の中にビッグデータの記号があって、そこから勝利の一手を導いているのかもしれない。

 

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