人生のおつまみ

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旅行・交通業界が重要なGoToトラベルについて

散々とGoToトラベルについてのニュースが報道されている。経済効果と感染リスクが天秤にのせられて、何が正しいのか分からない。とはいえ、政府が推進するキャンペーンが後押しする形で、国内旅行をする人が増えているとのこと。旅行に行く事は別に構わないという状況だったが、先月あたりから急激にコロナの感染者数が増えたために批判されていた。


僕としては、旅行はなるべくしたくないが、ニュースなどを読んだり見たりしていると、自粛期間が長過ぎたために、ストレスが溜まっていて、それを発散するために旅行に行くという構図が出来上がっていた。悪いこととはまったく思わないが、時期が悪すぎた。7月の4連休前から感染者数が増えて、お盆の時期にも多かった。これが批判の原因だと思う。


とはいえ、これは旅行業界に勤めていると、是非旅行に行ってほしいということになる。新幹線の乗車率も50%を切っていて、航空業界でも国内線を減便など、非常に苦しい状況となっている。それらの企業を救うためのGoToトラベルという側面もあるが、経済と感染リスクの両立は非常に難しい。どちらを優先させるというものではない。


結局のところ、国としては、経済を回す必要があって、それは法人税などの税収に直結するからこそ本気でキャンペーンを成功させようとしている。ただ、コロナの場合は感染すると隔離されてしまい、特に無症状は場合は他人に感染させる場合がある。旅行に行って、いくら感染対策をしても感染するリスクは一定確率あるわけで、それが怖いと思ってしまう。旅行に行けるか行けないかは、それを見て見ぬふりをするか、臆病になるかにかかっていると思う。