人生のおつまみ

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総集編のアニメ劇場版への激励

映画の総集編といえば、僕は『響け!ユーフォニアム』を思い出す。テレビアニメは見た事がなかったが、ふと映画館で見てみたくなって観賞した。ハルヒで有名だった京アニのアニメとのことで、それも一つの要因。広告だと萌えアニメのように見えるけど、かなり人間関係がシビアで、中々精神的にくる物があった。


じゃあ、総集編はテレビアニメを見た人にはどう見えるのか?実際には退屈なことが多いと思う。もちろん、コンクールの演奏がフルバージョンになったりしていたようで、差異はあるのだけど、見た事がある人にとっては見た事がある部分が多く、感動は少ないのかもしれない。テレビアニメと違って、2000円近くかけて見るからこそ、敷居が高くなる。


とはいえ、新規ファンを獲得するには非常に有効な方法ではある。それをきっかけにして、Blue-Rayや原作小説・マンガが売れるかもしれないし、そもそもリピーター向けではなくて、総集編映画は新規ファン獲得のためのモノだと思う。僕の場合はこれでユーフォのファンになったし、原作も買って読んでしまったから。

 

結局、総集編は本来なら1クール12話の時間(約6時間程度)を2時間に集約しているので、見た事がある人には退屈なんだけど、新規から見たら2時間で12話のストーリーを体感できるのが魅力だ。まあ、劇場版だからお金がかかるので、その敷居は高いけど、新しい世界観の発見できると考えれば、いい案梅なのかなと思う。僕が映画鑑賞が趣味ということもあるが。