人生のおつまみ

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【読書】テレビ主演で注目 phaの『知の整理術』〜京大卒だからことできる勉強法〜

知識から知恵へ

コロナ禍では、家にいる時間が増えたために、読書や調べ物をする機会が増えているように感じる。はてなブログで文章を書くようになってからは、phaの記事を見る事も多くなった。過去記事を見ていると、参考になること、共感できることもあって面白く読ませてもらった。そーゆー人がいると人生楽しくなるなあと思う。

知識って使うと知恵になるものと僕は思っているけど、それを摂取するには経験とやり方が必要になってくる。適当に見ているだけ、読んでいるだけだと頭に入ってこないし、何より加工して、理解して、自分で使える知恵にするには何度も試行錯誤する必要が出来てくる。

別に仕事に役に立てる!みたないことではなくて、例えば映画を見ていて、「あ、過去のあの作品と似ているなあ」と思うだけでも結構面白い。過去に関係ある作品を見て、類似性や相違点を考えるだけでも、かなり楽しい。要するに、自分の趣味に活かせるような知識の摂取法をすることが一番いいのではないかと感じる。

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

  • 作者:pha
  • 発売日: 2017/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

一流大学卒の勉強本

本屋に行くと、勉強本が目に入ることがある。ビジネス書のコーナーに置かれていることが多く、本屋の一番目立つ場所に置かれる可能性が高いので、歩くだけで目に入ってしまう。結構面白い本もあるが、結局のところ、『勉強』というだけあって、一流大学卒や高難易度資格取得者でないと説得力が出ない。勉強の効果を具体化させるのがそられの意味だ。

すべてが学歴だけとは思わないけど、勉強本に限っては確固たる結果が必要になってくる。結果があるからこそ、勉強本の意味があるわけで、結果を出せなかった人が書いても、あまり意味がないという残酷な事実がある。まあ、ブログについて書かれた本の著者がブログを運営したことがなかったら説得力が半減してしまう(文章を仕事にしているなら別だが、それも経験が必要になってくる)

しないことリスト

しないことリスト

  • 作者:pha
  • 発売日: 2015/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ゲームのように習慣化させる

この本で印象に残ったのが、勉強はゲームのようにして、習慣化させるということ。僕はゲームが好きで、自然と毎日ゲームをするが、勉強にもそれ応用させるということ。ゲームがなぜ面白いかというと、ゲームは数値化が簡単で、達成感を得る事が比較的容易という点だ。クリアまでの過程に答えがあることが多いことも面白さの要因の一つだ。

勉強というのは、結局のところ知識をつけることが目的なので、過程が苦しいと習慣化させることは難しい。習慣化させることで、毎日一定量の勉強を行うので知識がつきやすくなるが、そこに至るまでの過程がとてつもなく苦しい。ゲームのように実践すると、その習慣化が容易になる。東大や京大に合格している人の話を聞くとそーゆーことを実践している人がいたりする。

勉強本を何冊が見ていると、ゲームのように自分で勉強法をプログラムして、飽きないように達成感がでるように構成していると分かる。そこに知識獲得の本質があって、確かに必死に苦しく無理矢理習慣化させても知識はつくが、少しでも楽で達成感がある方が万人向けなんじゃないかと思う。

pha.hateblo.jp

人生にゆとりを生み出す 知の整理術