オリジナルアニメ キャラ造形がベター『戦翼のシグルドリーヴァ』~アニメはキャラの善し悪しが8割~
キャラがカワイイ
アニメってキャラデザが8割だと思う。キャラの可愛さかかっこ良さがほとんどの要素を決める。要するに美女かイケメンかということ。普通に考えると当たり前で、空想の物語が基本であるアニメでは、自分が思う理想の男性・女性が出てくる。その中で、如何に万人受けするか、もしくは一部のマニアに受けるかがアニメの成功のポイントと言える。
この『戦翼のシグルドリーヴァ』では、戦闘機が主役なのだが、搭乗しているパイロットも重要な要素となっている。カワイイ+戦闘機というチョイスがベター。他にもガルパンなどが代表的だが、こちら美女+戦車だが、本質は同じである。本作は北欧神話をモチーフにしていて、日本人が良く知っている名前も出てくる。
キャラデザはすごく需要で、『君の名は。』でも、映像美もさることながら、キャラデザがすごく印象に残った。キャラがカワイイorカッコよくないと、中々記憶に残らない。第一印象で人からの印象は9割決まることもあるそうで、キャラデザはその意味で、すごく大事。
なんかFateを思い出す
今の戦闘機ではなくて、第二次世界大戦に活躍したレシプロが主役で、これは英霊機と言われて、オーディンの加護によって凄まじい戦闘力を発揮するというもの。技術力にプラスして、未知の力で戦闘力を上げる。英霊と聞くと、Fateシリーズを思い出す。サーヴァントはまだ出てこないけど、何か共通点を感じる。
そう考えると、Fateってアニメ業界にかなり影響を与えているなと思う。同じようなアイディアはあるけど、英霊と聞くとFateをイメージするのはすごく印象的だ。アニメとか小説とかって、何かのキーワードでその物語をイメージできるようになるということは、結構多くの人に知られているということだからすごいこと。
今年はFate/staynightの映画があったが、コトブキ飛行隊の映画もあった。コトブキ飛行隊は日本の戦闘機を主な戦力にしている。アニメってキャラデザで印象が変わってくるが、そこに戦闘機というある意味で対局なものを組みことによって新しい価値観を生み出している。
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不穏な先行きストーリー
脚本家がRe:ゼロの人だからキャラの生死が気になってしまう。Re:ゼロだとくり返す時の中で、キャラが生死の中がさまようことになる。割とネガティブなストーリーの後に解決編として物語が大きく進むので爽快感はあるのだけど、悲しいことには変わらない。
これは動画サイトやネットでも言われていることで、まだ2話の時点は明るいけど、これからが心配。キャラがカワイイだけに、生死が本当に気になる。敵が正体不明なだけに、インデペンデンスデイみたいになるのかもしれない。
キャラがかわいく、戦闘シーンも見応えがある。とはいえ、明るいままで終わるわけがないので非常に先が気になる。脚本家の作品を知っていると不穏な空気に包まれるが、明るいままで終わることもあるはずなので、それを期待したい。ネットと見ていると、やっぱりアズズが人気みたいだ。