人生のおつまみ

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鬼滅の上映 東宝が起死回生へ~君の名は。の再来か アニメが映画を救う~

アニメは純利益を増やす

最近は、アニメを見ていてもヲタクなどと呼ばれないような気がする。アニメ映画を観に行くようになったのは、君の名は。を観賞してからだ。観ている人は普通の人達であり、街中を普通に歩いているような人達だ。それだけアニメが市民権を持ったということにならないだろうか?もはやアニメは幅広い世代に受け入れられている。

別に僕はアニメ信者ではないが、それなりにアニメは観ている。映画館や家(動画サイト)でだ。面白い作品が多く、今ではネットを使った配信形式で数多くのアニメを観る事ができる。ニコニコ動画やAbemaはコメント機能があり、一緒に観ている感があるが、集中して観るならYoutubeもいいだろう。

アニメが気軽に観れる環境になった分、映画館に行く人も増えたのではないだろうか?テレビアニメが好評で劇場版が作られることもままあることではあるし、オリジナルアニメもある。コロナ禍の影響で、テレビ局もアニメに力を入れるようだ。テレビ欄を見ていると土曜の深夜アニメの多さにビックリするぐらいではある。

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[参考]:決算資料表紙で「鬼滅」推し──純利益8割減の東宝、“全席開放”で起死回生へ - ITmedia ビジネスオンライン

鬼滅の刃君の名は。になり得る

鬼滅の映画は初動がすごかった。予約開始日には、東宝シネマズのサイトはサーバーがダウンしかかったそうだ。僕も順番で30000番目ぐらいの表示になり、一端は諦めたが、深夜4時に起きて何とか予約することができた。正直な話、映画館がもっているシアターのほぼすべて使って鬼滅を上映するのは異例中の異例のこと。

これには大作映画の公開後ろ倒しの影響もある。007やマーベル映画が11月公開になったように、今の時期には新作の映画が案外少ない。TOHOシネマズの広告も以前のように頻繁に映画の広告が変わることがなくなった。それだけ観る映画が少なくなっていることを示している。

そうなると、東宝としては鬼滅でまさに起死回生の一手を打たないといけない。世の中は幅広いグッズで鬼滅のコラボ商品が出てきている。お菓子、衣類など身近な商品にまで広がっている。その状況を見ると、東宝が力を入れる気持ちは大いに分かる気がする。そもそも、映画の予約開始日にサイトに人が殺到する時点でその人気には凄まじいものがある。

鬼滅の刃 22 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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朝7時台の映画に人は来るのか?

映画館によっては、朝の7時台から上映している場所もあるそうだ。まさに壮絶な公開予定。7時台なんて聞いたことがない。もちろん、徹夜上映などで朝の7時でも映画を見ているという状況はあると思うけど、一般上映で7時台は中々ないと感じた。

それほど鬼滅の映画は期待されているということか。サーバーに人が殺到するぐらいであるから、観賞する人は多いはず。もちろん、レピーターが来る事が必須で、興行収入100億円を突破するには、君の名は。』みたいに何回でも見に来る人達が絶対に必要だ。幸い、鬼滅は子供から年配の方まで幅広い層に人気があるみたいだから、それは不可能ではないかもしれない。

それにしても、鬼滅の人気はすごい。コンビニで鬼滅がデザインされた缶コーヒーを見たが、これほど身近なアニメは中々ないと思う。しかも日常ではなくて、非日常を使ったアクションアニメなのに。それはそうと、映画の主題歌の『炎』が人気みたいである。煉獄がデザインされたVerを買ったがやはり主題歌は映画の後に聞くと一味も二味も違う。本当に鬼滅の刃〜無限列車編〜が楽しみである。

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