人生のおつまみ

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鬼滅で起こる宮崎駿監督作品 『千と千尋』を抜くことができるか?

[参考]:『鬼滅の刃』が『千と千尋』の興行収入を抜いたら、宮崎駿氏が変なところにこだわった和風長編作品を作ってくれる説「見たい」「鬼滅がんばれ」 - Togetter

togetter.com

 

鬼滅の刃のおかげで宮崎作品がさらに世にでてくるかもしれない。鬼滅の刃興行収入は50億を超えた。さすがに300億円は難しいかもしれないが、もし超えたなら宮崎監督が新作を作る可能性がある。君の名は。が大ヒットしたときにも宮崎監督の話などがニュースで取り上げられていたし、今回も同じことが起こるはずだ。300億円は君の名は。でも抜く事ができなかった鬼滅の初動が凄まじいだけに期待が交錯している状況である。僕も観に行った映画がここまで話題になると人ごととは思えなくて、大ブームってこーゆー風に出来ていくのだろうなと実感している。

 

それにしても、『千と千尋』は本当に凄かったと思う。ジブリに興味が出た時に見たのだけど意味不明な部分はあったが圧倒された。どこか哲学的な要素があるのだけど、それが魅力だった。鬼滅は哲学もあるが、家族愛がテーマで今回の映画はそれが色濃く描かれている。夢を見ているときに家族に会うのだけど、それが嘘とはいえ、すごく温かい様子で炭治郎を癒してくれる。ただ、鬼による工作だと分かったときから、「家族と一緒に過ごしたい!!!」という想いが錯綜してすごく辛い選択を迫ってしまう。ここに鬼滅の刃の魅力があった。

 

鬼滅は家族との過ごし方、歴史が大きなテーマとなっている。だからこそ、家族向けのアニメにもなっている側面があって、親子一緒に見る事ができる作品なのである。子供だけが楽しめる、逆に大人だけが面白いと思う作品は数多くあるが、家族が一つの作品を一緒に見れるのがすごく幸福なことだ。ニュースなどでは、世代を超えて、祖父母と孫が一緒に鬼滅を見て、色んな話をすることで家族の距離が縮まったと特集されていたが、今回の映画でも同じことが起こると思う。それだけインパクトが多い作品となっている。

 

ジブリ作品も家族で見れる作品だった。鬼滅の共通点はその部分であり、家族が映画館に行く人のテーマにもなっている。色んな世代が一緒に映画を見れるのは中々ない。昨今の映画は特定の世代に向けた作品が多いので、家族で見れるのは意外と少ない。見れても大人が退屈してしまったりするので、親子が一緒になって見れる作品はとても貴重である。鬼滅が受けたのは親子でも見るに耐えれる要素があるためであり、非常に多くの人が映画館に殺到した。まだまだ公開1週目なので、週末にかけて先週見れなかった人達が来るだろうし、100億円は達成できそうだが、300億円は難しいかもしれない

 

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