ハズキルーペのCMを見かけなくなったのはアメリカ式の戦略か
ユーザーからまいどなニュース編集部に「ハズキルーペのCMをテレビで最近見なくなったのはなぜか?」という質問が寄せられた。CMを楽しみにしていたというが、最近はテレビで見ることがなくなったとして「あれだけ放送されていたのに」と不思議に思っているという。
「ハズキルーペ、だ~い好き」のCM
ハズキルーペのCMが一時期話題になっていました。商品名を有名俳優に連呼させる手法は賛否両論ですが、印象に残りやすいCMとしてネットでも話題でした。別に気にはしていなかったですが、気づくと眼鏡専門店などで見かけることが多くなり、いつの間にか浸透しています。仕事場や街中でもつけている人を見た事がありますから、結構使える眼鏡というかルーペであり、細かいものでもハッキリと見えるという利点があるので付けている人が多くなっているんだと思います。とはいえ。CMそのものは好き嫌いが別れると思うので、感情的にか買わない人も多いかもしれません。
“広告費100億円”とCMの大量投下
かなりの広告費を投入していたそうで、100億円と会長が豪語していたそうです。確かにあれほど話題になるには、かなりの広告費が必要ですし、結局お金はパワーになるのですごい金額を使っています。だからこそ、耳にも目にも残るようになりますから、間違ってはいないと思います。金額が大きいですが、モノを大きく大量に売るにはこれほどのお金が必要ってことなんでしょうね。お金を大きく使える立場になると分かるかもしれませんが、まさにアメリカ式と言われても不思議となっとくしてしまいます。
デパートやホームセンターなど、全国での販売店も増えた
商品のCMを大量に打って認知度が取れたらやめる
まあ、ホームセンターでも販売されているそうですから、まさに知名度という意味では相当浸透しています。形状が似ている眼鏡も出てきていて、「あ、ハズキルーペだ」と間違えたりもしたことがありますけど、普通に単語として口から出るぐらい有名になったということでしょうね。ある一つの商品をCMに広告費を大量に打って、そこから大量に売って、認知度が取れたらサッと引いて行く。これがアメリカ式だそうで、日本でも新商品販売時には大量に広告を打つので結構有力な手法なんだと思います。やり方はどうあれ記憶に残ることは間違いないですし。
テレビで獲得できる視聴者を十分獲得できた
スポンサー番組は月47→週1に激減
まあ、テレビで十分に視聴者を獲得できたということで、場b組のスポンサーを降りたのでしょうね。一つの商品を売って、ハズキルーペの認知拡大という目的という意味で大成功でしょう。テレビを見る世代に買ってほしいからこそのCMでしょうし、一度売ってしまえば、派生商品も売りやすくなります。今でも記憶に残るようなCMですが、やっぱり数は力、資本力こそ力というのはよく理解できました。戦略的には大成功だったと感じます。まあ、ハズキルーペを連呼するやり方は昔日本でも行われていたかもしれませんが、今だと不快感を抱く人がいるかもしれません。
今日のまとめ
ハズキルーペは性能的にはすごくいい眼鏡だと思います。まあ、ルーペなんで細かいものを見る分にはすごく使えます。実験とかモノづくりの作業とかそーゆー時にも。検査とか図面作成、プログラミング、読書など使える範囲はすごく広いです。目が悪くなっても、これを使えば新聞も読めますし、結構便利。少し高い気もしますけど、眼鏡自体が安くなっているのでそう感じるのだと思います。高い眼鏡だと普通に3万円を越えるとかありますから、性能的に、実用的な商品としてハズキルーペは便利なアイテムだと思います。見たらあのCMを思い出すのはかなり戦略的にいいなあと思ったりも。