人生のおつまみ

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トイレにこもる従業員に見る「働き方改革」-職場は人間関係が大事?

人間関係が歪だったり、仕事が過酷だったりするとトイレに籠ることはあると思います。サボりは絶対にダメですが、ブラック企業だったら聞いたことがあります。

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サボりでトイレに逃げ込む?

職場でサボり癖のある人はいますか。中には時間を潰すために「トイレ」に逃げ込む人もいるようですが、そんな人に対してどう対応すれば良いかは難しい問題です。

ニュースの感想

ただ単にサボっているなら、職務専念義務に反すると思います。サラリーマンになると決められた就業時間に則して会社の職務に専念しないといけないです。生理現象とトイレに行くのはやむを得ないことですが、サボるためには職務専念義務に違反します。10分程度なら分かりますけど、1時間は流石に長過ぎる。8時間のうちの1時間はそれこそ昼休憩と同じです。さらに頻繁に行くとすると、会社からみたらその従業員はサボっていると評価されても仕方ない部分があります。会社としては、放置するわけにはいかないですし、職場のモラルや他の人のモチベーションに繋がりますから。

とはいえ、会社、特に上司から見ると中々難しい判断を迫られます。直接いうと人間関係に角が立ちますし、あからさまなら別ですが、精神状態とか繁忙期などでは非常に負荷が高い場合があります。サボっていても、結果を出して評価が高くなることもあったります。この辺は中々難しい。サボっていても結果を出す従業員とサボっていないのに結果が出ない従業員。まあ、論点からズレますが、会社という組織から見ると前者の給料が上がると思いますから、難しいですね。

ただ、サボりではなくて、その会社がブラック企業だと話が違うように思います。過酷な業務で、人間関係も最悪。パワハラが当たり前であり、下手をすれば精神的なプレッシャーがある場合では、企業の話を100%信じるわけにはいきません。最初のこの記事のタイトルを見た時にはそう感じました。弁護士の先生に相談する企業としては、如何に社員がサボっているかを論点にしますけど、社員からしたらブラック企業で残業代なし、有給休暇なしなど法律に定められた用件を満たしていない場合、話は変わってくると思います。

これは難しい問題で、企業から見た業務と従業員から見た業務では違うことが多いです。ブラック企業だと、この差異が大きく、企業のために従業員は能力以上に働いて、給料が低くても会社のために貢献しろと言われるかもしれません。サボりがそのプレッシャーから来るものの場合、単純なサボりではないですから、今回とは異なる意味になってきます。トイレに籠るのは何か問題があるのかを企業、というか上司はまず考えて行動する必要があるわけで、それが会社に問題がある場合、中管理職は板挟みになってしまう。こーゆー問題の場合は解決が非常に難しいと言わざるを得ません。

ブラック企業に勤めております。 (集英社オレンジ文庫)