人生のおつまみ

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スマホなら消費者で、若者が使えないというパソコンなら生産者になれるのか?

生産者になりたいならパソコンが必要というのは分かる。報告書やプレゼン資料、プログラムやソフトウェアはパソコンでしか動かない。実際の仕事で使っているのはスマホではなくて、パソコンで作業している。もちろん、スマホの組み込み系開発なら別だがほとんどの作業はパソコンを使わないと仕事にならない。高度な生産物はスマホは必要ではなく、パソコンが必要である。就職してパソコンに戸惑う若者がいるというニュースを見た事があるが、実際に起きそうな事例ではある。パソコンはスマホよりもスペックが高く、容量も大きい。

 

若者にパソコンが必要な理由は「消費者でいいならスマホでいいが生産者になりたいならパソコンが必須」だから - Togetter

 

逆にスマホは、省スペースである。持ち歩きに最適であって、営業などではかなり使えるツールになっている。Web検索や動画鑑賞には十分なスペックはあるが、仕事に使うには十分ではない。仕事に関しては、世界共通のOSやアプリが存在しており、法人ならサポートを受けやすい。現状としては、仕事で使う時、特にCADやプログラム、研究開発に関しては十分なスペックがないと仕事にならないし、話にならない。とはいえ、スマホは携帯するのに省スペースでノートパソコンよりはその点で優れている。

 

ただ、芸術の観点からはスマホの方が便利なのかもしれない。音楽や絵画に関しては、スマホのアプリで作っている生産者もいるし、場所を選ばないその携帯性から芸術の観点からは非常に高性能なツールがあると思う。スマホの性能はどんどん上がっているから、10年後にはスマホでできる仕事の領域は広がっていると思う。ただ、現状としてはパソコンの方が有利であって、特にモノづくりや研究開発の分野だとしばらくはパソコンの方が有利かなと。

 

製造業の3DCAD、研究開発のソフトウェアなどはパソコンの方がいいと思ったりします。高性能なグラボが必要だったりして、下手なゲーミングPCよりも高性能なスペックを要求しますから。あと、機密レベルの高い仕事をしたりすると、スマホを使うなんてもっての他なんでしょうね。社会秘のデータが流出やハッキングというのは少し前に読んだので。まあ、使い勝手なんでしょうけど、大抵の仕事がスマホでできるようになるには時間が掛かるでしょうね。大きな企業ほど、そーゆーセキュリティに関してはすごく細かいので。