人生のおつまみ

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小説の「下町和菓子 栗丸堂3」を読んで-誤解・先入観を解くって難しい

「下町和菓子 栗丸堂3」を読んだけど、人の誤解を解くのは難しい。一度ある人に対して先入観を固定させてしまうと、どうしてもそこから抜け出せない。作品では、就活から逃げた芸人や祖母のあんみつを再現できない祖父が出てくるのだけど、その人を想えば想うだけ先入観は固定化されてしまう。働いていて思うけど、第一印象が悪くなってしまうとそこから挽回するのはかなり難しい。一度誤解されて、先入観を持たれてしまうと、世間で認められる肩書きなり信用ある人の紹介が必要になってくる。仕事でも同じだけど、挽回するには長い期間一緒に業務をこなす必要がある。だからこそ、失敗って怖くなる。